みなさんこんにちは。ひやまんです。
今回はクアラルンプールからブルネイへ1泊2日の日程で観光に行きましたのでご紹介します。
マングローブやテングザルを見に行く場合は1泊2日だと足りませんが、バンダルスリブガワン内を散策してナイトマーケットと水上集落を見るだけであれば十分な日程かと思います。
ただし今回はラマダンの影響もあって各モスクへは訪問していないのでその点はご注意ください。
2023年3月に訪問しました。
ブルネイ空港へ
クアラルンプール国際空港からエアアジアに乗ってブルネイへ向かいます。
機内の様子
機内は3-3の6列シート
機体はA320です。ANAだと東京ー中国方面の国際線でよく使用されている機体です。
ブルネイ空港
ブルネイ空港に到着。E-Arrivalカードというものが必要でしたがみんなやってなくて大混雑してました。
てっきりコロナ対策だと思っていましたが、2023年9月時点でも必要みたいです。
無事に入国。小さな空港ですが、想定していたよりもきれいで広々とした空港です。
何故か北海道発のチョコレート屋さんであるロイズがあります。
レストランもありましたがラマダンのためか休業しています。
ちなみに空港の直ぐ側にモスクもあります。こちらもラマダンのため入れませんでした。
移動はDartを使う
空港から市内へバスが運行しています。
片道1BNDと激安なのですが、バス停に時刻表も無ければいつバスが来るか誰もわからないというかなりギャンブル性の高い乗り物のためあまりおすすめできません。
というわけで市内への移動はDartの利用がおすすめです。ブルネイ版Uberです。
水上集落
ブルネイで1番の目的にしていた水上集落を散策します。
ブルネイ川を挟んで陸側と水上集落側をボートで移動します。
移動込みで2時間程度みていれば十分です。
陸側の様子
ブルネイ川沿いに遊歩道が整備されていて、水上集落もすぐ向こうに見ることが可能です。
謎のインスタスポットもあります。おそらくブルネイの39回目の建国記念日(National Brunei Day 39とか?)でしょうか。
イスラム感のある金色のオブジェなど。
ボートで移動
水上集落側へはボートで移動します。
待機しているボートのアニキたちに声をかければすぐに向こう側まで運んでくれます。
ちなみに料金は交渉制ですがこのときは1人1BND(100円弱)で乗れました。
移動中の様子はこんな感じです。1分位で向こうに渡れます。
水上集落側にはこんな感じのボート駅がいくつも設置されています。
帰りはどうするのか?
帰りは降りたところと同じボート乗り場でも乗れますし、水上集落内にある他の乗り場でも乗ることができます。
行きと同じく料金は交渉制ですが、基本的には同じ値段で乗れるはずです。
渡しは行きで降りたところとは別の場所からボートに乗りましたが値段は一緒でした。
水上集落の様子
というわけで水上集落を歩いていきます。
通路は十分は幅はありますが、両脇に柵が無いためコケて水に落ちないかちょっと心配になります。
また、基本的に板張りで隙間が空いているのでハイヒール等で来るのはおすすめできません。
水面から床が浮いた状態のお家が並んでいます。
湿気がどうなっているのかすごい気になります。カビたり基礎が腐ったりしないのだろうか。
基礎の跡地。どうやらコンクリ製のようなので腐る心配はあまりなさそうです。
猫は世界中どこにでもいて大体寝てます。
芋のようなものを干している現場。生活が垣間見えます。
あと向かいのお家がやけにきれいなのが気になります。
カラフルな建物もあります。中にはカフェとかもあるので思っている以上に水上集落内で経済が回っているのかもしれません。
遠くに見えていたモスクを目指していたらいつの間にか反対側の陸地に。
陸側には消防署がありました。水上集落で火事が起きたらどうするんだろうか。車で侵入はできないだろうし船とかあるのだろうか。
そして落ちている猫。
小一時間歩いて満足したので陸側に戻りました。
ガドンナイトマーケット
夜はガドンナイトマーケットへ。
移動方法はDartを使いました。
こちらが入り口です。
道を挟んで反対側にはちゃんとした?レストランっぽいものもありました。
マーケット内は様々な屋台が軒を連ねています。
もっと臭かったり汚かったりを想像していきましたが思っていたよりキレイでした。
炭火焼きのお魚は美味しそうでした。
ただラマダンだったためかやっていないお店も目立ちます。マーケット内も全然混んでませんでした。
やはりラマダンの時期に観光目的でイスラム圏に行くのは避けたほうが良いですね。
焼きそばっぽいのが美味しそうだったのでこちらのお店でご飯を買うことに。
メニューは英語で書かれているはずなのですが料理名がチンプンカンプンなため中身がまったくわかりません。
しょうがないので適当に頼んだら出てきたのがこちら。
料理名が不明ですが、美味しいかと言われるとう~んという感じですが普通に食べられました。
こんな感じでテーブルもあるのでそのへんで座って食べられます。
マーケットから30分くらい歩くと有名なモスクがあるので頑張って行ってみようとしましたが、途中の道路は人が横断するようにはできていなかったので諦めました。
ロイヤルレガリア博物館
ロイヤルレガリア博物館は世界の王族で一番の大富豪として知られるブルネイ王室の、富の象徴を集めた輝かしい博物館です。
多くの人が宿を取るであろうブルネイ川方面から徒歩15分程度なので歩いていくことが可能です。
というわけでやってきたのだ。
入場料・ロッカー
入場料は大人1人5BND(500円弱)です。チケット購入時にパスポートの提示が必要です。
支払いは現金のみなので気をつけましょう。
また、ラマダン期間は開館時間に変更があるようです。
アプリで日本語のオーディオガイドを使用ることも可能です。
大きな荷物は入口横にあるロッカーに預けることになります。
博物館内
館内は結構広くて全部見るとサッと回っても1時間はかかります。
入ってすぐのところには祭事に使うようなアイテムが展示されています。
他にも虎皮の椅子だったり
イスラムらしさが光る豪華な衣装や
APEC開催時の要人のサインなどなど豪華な品が所狭しと展示されています。
こちらは宮殿のミニチュアですが写真にすると本物にしか見えないくらい精巧にできてます。
カフェ・お土産屋
残念ながら館内にカフェやお土産屋さんはありませんでした。
その他街歩きなど
Tha Mall
帰国前に空港へ向かいがてらブルネイ最大のショッピングモールThe Mallにも寄りました。
見た目はかなり豪華そう
中身はシンガポールとかでよく見るタイプの吹き抜けがあるタイプのモールです。
中東で有名なチョコレート屋さんであるPatchiも入っています。
フードコートもありましたがラマダンのため全然やってません。
ケンタッキーがやってるっぽかったのでお昼ごはんを買って店内で食べようとしましたがここで食うなと怒られたので、炎天下の中、人が来なさそうな道路の端っこで食べました。
みなさまもラマダンの時期にはお気をつけください。
とはいえラマダンの夜だったり終わった直後は盛大にお祝いをしたりするのでタイミング次第ですかね。
モスクなど
立派なモスクがあったので見学させてもらおうと近寄ったところ
ラマダン中だからムスリム以外は遠慮してくれとのことで中には入れずでした。残念。
その他
その辺の道。ちゃんと道路も整備されているし信号も機能しているしゴミも落ちてなくてキレイな町並みでした。
ホテルの近くのショッピングモール。
モスクと両サイドの屋台配置がどことなく日本の縁日っぽい雰囲気があって好きです。
スーパー
謎の野菜
えのきも売られています。
ブルネイのsushi
まとめ
ブルネイ一泊二日旅行についてご紹介しました。
他にもマングローブツアーやテングザルツアーなんかもあるので満喫するためにはもう1泊くらい追加したほうが良いかもしれませんが、バンダルスリブガワン市内の観光みであれば一泊二日でも十分楽しめるかなと思います。
ブルネイは日本人にはあまり馴染みのない国ですが、お手軽にイスラム圏の国を体験するにはちょうどいいなと感じました。みなさまも機会があればぜひブルネイへ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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