みなさんこんにちは。ひやまんです。
先日世界一周旅行の道中に、かねてからやってみたかった台湾一周をしてきました。
台北以外にも魅力ある街がたくさんあってなかなか良かったです。
その際の移動でお世話になったのはなんといっても台湾鉄道、通称台鉄です。
今回は台湾一周旅行でひやまんが利用したルートと、台鉄のチケットをネットで予約する方法についてご紹介します。
台湾高速鉄道(いわゆる新幹線)の予約方法ではないのでその点はご了承ください。
2023年4月に実際に利用してきました。
【ご参考】台湾鉄道と台湾新幹線
台湾には新幹線があるって聞いたけどそれは使わないのかい?
台湾には全島を網羅している台湾鉄道の他に、台北~高雄と南北を繋いでいる台湾新幹線(2007年開業)が存在します。
台湾新幹線は正式名称を台湾高速鉄道(高鉄、High Speed Rail)と言います。
紛らわしいので以降は新幹線で統一します。
新幹線は台北駅と高雄(新左営駅)を最短90分で結ぶ路線です。
そのため台湾の西側を移動するのであれば新幹線を利用したほうが早く済みます。
新幹線の駅は微妙に中心地から遠い
ではなぜ今回は新幹線を利用せずに台湾鉄道を利用したかというと、端的には新幹線駅の場所が微妙だったということにつきます。
台鉄と新幹線の関係はJRと日本の新幹線のようなもので、駅に関しても大阪駅と新大阪駅くらい違いがある場合があります。
例えば台中駅ですが、台鉄の台中駅と新幹線の台中駅は下図の通り結構離れていて、台鉄の駅の方が中心地に近いです。
新幹線の駅から在来線に乗り換えたりタクシーを利用したらいいだけの話ではありますが、重いトランクを抱えての移動だったので、今回は時間よりも移動の利便性をとったというわけです。
新幹線は外国人割や乗り放題パスなどが使える
駅の立地が微妙という理由だけで今回は台鉄を利用することにしましたが、新幹線には外国人だけが利用できる乗り放題パスがあったりするのでお得に旅行したいという方はご検討してみてはいかがでしょうか。
また、kkdayなどの旅行代理店で割引チケットなどの販売も行われています。
下記の記事が参考になります。
台湾一周ルート
下記のルートで移動しましたが、一部を除いて台湾鉄道のみで移動が可能でした。
台北午前中スタートで6泊7日でした。日本からの移動を考慮すると最低でも7泊8日はほしいところです。
一周することがメインで観光はあっさりしたものだったので各都市一泊ずつでしたが、花蓮は2泊しても良かったかもしれません。
- スタート台北
事前に台北観光をして、午前中から移動を開始します。
台北→台中は自強号(快速)で約2時間
- 1泊目台中
市場を回ったり、宮原眼科でお茶を嗜んだり
台中→台南は自強号(快速)で約2時間
- 2泊目
- 3泊目墾丁
高雄からバスで移動。台湾島最南端へ行けます
墾丁から高雄まではバスで約2時間
- 4泊目高雄
中山大学に潜入したり。都会だった。
高雄から台東は約3時間
- 5泊目台東
琵琶湖があります。もしかしたら滋賀なのかもしれません。なお台湾人にも認知されている模様。
台東から花蓮は約1.5時間
- 6泊目花蓮
太魯閣観光。思っていたよりも都会だった。
花蓮から台北は約2.5時間
- 最終日台北
そのまま桃園空港からフィリピンへ移動しました
自強号(快速)を使えば移動可能
自強号(快速)を使えば各都市間の移動は2~3時間程度でした。乗継も基本的にありません。
電車の運行頻度がどの程度あるのか気になっていましたが日中おおよそ1~2時間に1本は出てるので、早朝・深夜移動などする必要はありませんでした。
午前中に出て午後前に到着、観光して一泊、翌日移動、というパターンを繰り返せるので各都市一泊ずつでしたがそんなに無理した感じではなかったです。
もちろん昼間の観光時間は短く(5時間位)なってしまうので、もっとじっくりみたいという場合は2泊くらいはしたほうが良いかもしれません。
墾丁のみバス移動が必須
今回のルートの中で墾丁のみ電車が通っておらずバス移動が必須でした。
高雄(新左營站)からバスが出ています。
そのため台南方面から移動する場合、高雄観光後に行くか、一気に墾丁に行って帰りがけに高雄に寄るかの2択になります。
ひやまんは台南から直接墾丁まで移動、一泊して翌日高雄で宿泊というルートにしました。
墾丁から直接台東に行くルートが見つけられず、結局高雄から出発することになるためです。
トランクも一応持っていける
ひやまんは80リットルくらいの大きめのトランクを持って移動していましたが、車両によって大きな荷物を置く場所が用意されていたりいなかったりします。
座席の上にある荷物置きスペースにも入れることができたので荷物についてはあまり問題になりませんでした。
ただ重かったので上げ下げのときに気をつける必要はありました。
台湾一周旅行記
現在記事を執筆中です。出来上がりましたらこちらでもご紹介予定です。
台湾鉄道のチケット予約方法
台湾鉄道のチケットは駅の窓口で購入する他、インターネット経由で予約することが可能です。
予約は台鉄のウェブサイトから、もしくはスマホアプリで実施しますが、購入とEチケットの取得はスマホアプリから行います。そのためウェブサイトから購入する場合はちょっと複雑です。
アプリから予約もできますが、基本的に中国語のためウェブサイトで予約まで済ませたほうが無難です。
今回はウェブサイトで予約して、アプリでチケットの支払いをする方法についてご紹介します。
事前準備
台鉄のスマホアプリをインストールします。
iPhoneの場合はAppStoreからインストールできます。
Androidの場合はプレイストアからインストールします。
特にアカウント作成等は不要です。
言語の英語化
デフォルトでは中国語なので英語にします。
左上の三本線を選択してメニューを出します。
歯車マークを選択して設定画面を表示します。
語言を選択します。雰囲気で何となくLanguageの設定だと分かりますね。
Englishを選択してから、画面下部にある確定を選択したら完了です。
無事英語化されました。
チケットを予約する
台鉄のウェブサイトから予約する方法と、スマホアプリから予約する方法があります。
個人的な所感ですが、スマホアプリは駅名を探すときに発音がわからないとやりにくいので、漢字表記ができるウェブサイトから予約するほうが日本人的にはやりやすいなと感じます。
予約方法1)ウェブサイトから予約する
ウェブブラウザで台鉄の公式サイトにアクセスします。嬉しいことに日本語対応しています。
まずは出発駅と到着駅を指定します。
各ボックスの右側についている三本線を選択するとリストから目的地を探せます。
画面下に進み、乗りたい日と時間帯を適宜指定します。その後照会を選択。
乗車可能な便のリストが表示されるので、好みの便を選択してから画面下にある乗車券を予約を選択します。
元の画面に戻るので画面下まで行き、座席位置の希望で座席選択語、パスポート番号を入力し、照会を選択します。
ちなみに座席は窓側、通路側、程度の指定ができるのみで、号車や座席番号の指定はできませんでした。
チケット詳細の確認画面が出るので、間違いがなければ私はロボットではありませんにチェックを入れてから確定を選択します。
これで予約は完了です。後ほど使用するので予約番号は控えておきましょう。
この後アプリで支払いをする必要があります。
予約方法2)スマホアプリから予約する
スマホアプリから英語で予約が可能であることが判明したのでご紹介します。
まずアプリを開いてBooking Ticketを選択します。
検索画面が表示されるのでまずはDepartureとArrivalを入力します。
枠内右側に付いている矢印マークを選択するとリストから選択することが可能です。
ただしアルファベット表記なので発音がわからないと若干探しにくいです。
例えば高雄にある新左営駅を選択したい場合はこんな感じになります。
引き続いてDeparture timeなどを入力していきます。一番下はPassport No.を選択して入力ましょう。
必要事項を入力したらSearchを選択します。
乗車可能な便がリスト表示されるので乗りたい便を選択します。
乗りたい便がない場合(もっと遅い時間の便がいいなど)は下のNextを選択すると他の候補を見ることが可能です。
問題なければClick here to book a ticketを選択します。
これで予約は完了です。後で使用するのでBooking Codeを控えておきましょう。
Pay laterを選択するとトップページに戻ります。
ちなみにGo to paymentを選択すると支払いまでいけますが、最後の最後はなぜか中国語に戻っていました。
チケットの支払いをする
予約したチケットは翌日の23:59まで有効ですが、それをすぎるまでに支払いをしなければなりません。
支払いはスマホアプリで実施します。
そして残念ながらここからの説明は中国語のみですが(実際に支払いしたときは中国語しかなかった)、英語はなんとなくわかると思うので各自読み替えていただけると助かります。
予約したチケットの取り込み
まずはウェブで予約したチケットをアプリに紐づけます。
トップページ左側の三本線メニューから訂票記錄查詢を選択します。日本語だと予約の問い合わせという意味です。
問い合わせ画面が出てきますので、護照號碼/統一証號を選択し予約時に使用したパスポート番号を入力します。
さらに訂票代碼に予約番号を入力してから查詢を選択します。
予約したチケットの一覧が表示されるので、加入待處理車票を選択します。
トップページに戻ると未付款の数が増えています。これは先程取り込んだ未払いのチケットがあることを意味しています。
支払い
トップページの未付款を選択すると未払いチケットの一覧が表示されるので、支払いを行うチケットを選択します。
詳細が表示されますので、前往付款を選択します。
お弁当についての確認が入ります。ここでは弁当はありませんということが言われています。ちなみに便當=弁当です。
完成編輯を選択します。
最終確認画面が表示されるので、立即付款を選択します。
確定を選択します。
網路付款を選択します。
支払い方法を選択して、画面に従って支払いを行います。
なお、クレジットカード(Visa/Master/JCB)の場合は信用卡付款、American Expressの場合は信用卡付款(美國運通)を選択します(中国語で美國=アメリカです)。
iPhoneならApplePayも利用可能です。個人的には入力の手間が省けるのでApplePayがおすすめです。
支払い完了です。
この後アプリにチケットをダウンロードする必要があるので、立即取票を選択します。
チケットの取得
支払いが完了したらチケットをアプリにダウンロードします。
先程の画面から以下に遷移しますので、取得するチケットを選択します。
チケットの詳細が表示されるので、立即取票を選択します。
乗車券の発券方法について確認が入ります。
手機がスマートホンのことなので取手機行動車票を選択します。
1回発券すると他のスマホに移せないとか、紙のチケットが発見できないとかそういう感じの注意事項が表示されます。
我同意を選択します。
立即取票及分票を選択します。
ダウンロードが完了しました。確定を選択します。
その後画面下の前往我的車票を選択するとチケット一覧を表示できます。
チケットの表示
トップページの行動車票からチケットを表示することが可能です。
チケットのリストが表示されるので、表示したいチケットを選択します。
QRコードが表示されます。
駅には自動改札機にQRコードを読む機械がついているので、そこに読み込ませることでプラットフォームに入場することができます。
チケットの使い方
入手したチケット(QRコード)の使用方法はとても簡単です。
駅の改札にQRコードを読み取る機械が設置してあるので、そちらに読み取らせると改札が開きます。
たまに改札が開かないこともある
台中→台南に移動する際に改札が開かない事がありました。
その際は近くにいた係員に相談→チケットオフィスで確認後
ちゃんと購入されているみたいですし、そのまま通っていいですよ
という感じでチケットの修正はなされませんでしたが普通に改札を通過させてくれました。
というわけなので焦らず周りの人に確認してみると解決するかもしれません。
まとめ
台湾鉄道を用いた台湾一周と、台湾鉄道の予約方法についてご紹介しました。
ひやまんが利用したときはアプリが中国語のみでしたが、いつの間にかアプリが英語対応していたのでアプリ1本で予約から購入・チケット取得までやれそうですね。便利になって良いことです。
台鉄の車両は日本の車両に近く、座り心地もとても良かったです。
台湾を一周するには短くても1週間程度時間がかかるのでサラリーマンには少しハードルが高く感じますが、台北以外にも台湾の面白い面が見られたのでやってよかったと思っています。
みなさまもぜひ一度やってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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