【マドリード】ネットで電車（Renfe）のチケットを購入してトレドへ行ってきました【世界一周旅行】

みなさんこんにちは。ひやまんです。

今回は

と言われている、マドリード南西部の都市トレドへ行ってきたのでご紹介します。

街全体が博物館と言われており、世界遺産にも登録されているだけあって景色もよくなかなか見ごたえがあるステキな街でした。ただし急な坂が多くて街なかの移動は結構大変でした。

2022年9月に訪問しました。結構歩くので、観光時間は少なくとも4～5時間みていたほうが良いです。

【参考】世界一周旅行ルート

今回の世界一周旅行は下記のルートで実施しました。

国	都市	見どころ
日本	羽田
カナダ	バンクーバー	グロースマウンテン
	イエローナイフ	オーロラ
	トロント	ナイアガラの滝
スペイン	マドリッド	王宮、トレド	←イマココ
ポルトガル	リスボン	シントラ、ロカ岬
	ポルト	本屋、エッグタルト
スイス	ジュネーブ	噴水、チーズフォンデュ
トルコ	イスタンブール	グランドバザール
タイ	バンコク	エメラルド寺院
日本	羽田

移動はスターアライアンスの世界一周航空券を使用しました。

詳細についてはこちらをご参照ください。

世界一周旅行してみての学び等についてはこちら。

トレド

トレドはスペインの首都マドリードから南西に約70km、電車で30分程度に位置しています。

旧市街が世界遺産に登録されている他、画家のエル・グレコ縁の地でもあります。

スペイン出身の作家、ミゲル・デ・セルバンテス作の小説ドン・キホーテで主人公ドン・キホーテが作中に訪れた街としても知られています。

8世紀ごろにイスラム教国であるウマイヤ朝に占領されていたこともあり、キリスト教とイスラム教両方の文化が交わる土地でもあります。

移動

マドリードからトレドへは電車（Renfe）で移動できます。

Atocha駅から直通電車が1時間に1本程度出ていて、片道30分程度なので日帰り観光が可能です。

チケットはAtocha駅や他のRenfe駅の券売機等で購入できますが、ネットで購入することも可能です。

ネットでチケット購入

下記Renfeのウェブサイトからチケットを購入することができます。スマホでも操作可能です。

英語サイトのリンクを貼っていますが、もしスペイン語になっている場合は右上の地球儀マークからInglesを選択すると英語になります。

Renfe | Train tickets AVE, Avlo Low Cost (with No Booking Fees)

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www.renfe.com

トップページで行き先を選択します。Atochaートレド往復の場合はfromに MADRID-PUERTA ATOCHAを、ToにTOLEDOを選択します。人数と日付を入力したら、Search for a ticketを選択します。

それぞれの便の時刻を選べるので、乗車したい便を選択していきます。Outwardが行き、Returnが帰りの便です。日帰り予定の場合は日付にご注意ください。

Fares for Turista のところはIda y Vueltaを選択します。往復割引という意味です。

個人情報の入力を行います。

Document type のところはPassportで、電話番号は日本のもので大丈夫です。

座席指定も出来るのでお好みに合わせて指定してします。

必要事項を記入したら最後に支払いです。お好みの支払い方法を選択後、Terms and Conditions のチェックボックスにチェックを入れてPURCHASEを選択したら完了です。

購入完了後、メールが届きます。このメールに乗車券も添付されています。

QRコードで乗車できるので、印刷する必要はありません。

電車で移動

Atocha駅から出発します。

Atocha駅は何路線も乗り入れているかなり大きい駅なのでプラットフォームへの入り口らしきものが沢山あって迷いますが、TOLEDO行き電車への入り口は下記のように乗車前に持ち物チェックする機械が有るところです。

入る際に係員に乗車券（メールで届いたQRコード）を提示します。

中に入るとこんな感じの待合スペースになっています。

売店やトイレも有るので早く着いても安心です。

待合スペース内に発車時刻とプラットフォームの案内が出ているので、コチラに従って電車が来たら乗車していきます。

本日搭乗する電車です。車内はちょっと狭い新幹線のような雰囲気です。

頭上スペースに荷物を置く棚が有るので、小さいサイズのトランク程度であれば載せられます。

充電用のコンセント等はついていなかったように思います。

道中はこんな感じの光景が続きます。そんなに変化はありません。

夏の乾燥している感じが伝われば幸いです。

トレド駅に到着

トレド駅に到着です。石造りで歴史を感じます。

駅構内の様子。ステンドグラスが綺麗ですし、どことなくイスラミックな雰囲気も風情があります。

町側には大きな時計塔がそびえています。

【ご参考】アトーチャ～トレド 電車の時刻表

トレド駅にマドリード行電車の時刻表がありましたので共有します。

大体1時間おきに出ていますね。

結構人気な路線で、当日券はすぐに埋まっちゃう雰囲気だったので事前にネットで購入するのがオススメです。

トレド観光

バスやタクシーを使ったほうが楽なようですが、今回は歩きでトレド駅から出発して、アルカンタラ橋、ソコドベル広場、トレド大聖堂、サントトメ教会、サンフアンデロスレージェス修道院をみてグルっと回ってトレド駅へ戻りました。

アルカンタラ橋

トレド駅から徒歩10分ほどで到着します。道中はゆるい上り坂になっています。

中世ヨーロッパのお城感があってなかなかエモいです。

橋から場内への入り口を守る門です。紋章が刻まれているのですがぱっと見トレドの紋章とも違うのでどこのものか分かりませんでした。後日調べたらコチラの方が詳しそうだったのでご興味有る方は御覧ください。

橋を渡って抜けた先には階段が待ち受けています。頑張って登って中央まで進みます。

ソコドベル広場

坂を上った先にあるのがソコドベル広場です。

お土産屋さんやレストランが並んでいます。

ドン・キホーテ関連のオブジェや細工が見事なお皿が売られていました。また、金属加工も有名らしく刀剣類や鎧なんかも売られていて男子的にはなかなかテンションが上がります。

この広場から市内に細い道が沢山広がっています。

マンホールにはかっこいい紋章が付いているし、筋道から教会が見えたり雰囲気があって歩いていて楽しいです。

トレド大聖堂

広場から5分ほど歩くとトレド大聖堂へ到着します。

中へ入るためにはチケットが必要ですが、チケットは教会ではなく道を挟んだ反対側のお土産屋さんのようなところで売っています。チケットと同時に音声ガイドが要るか聞かれますが、残念ながら日本語はありません。

ちなみにチケット代はこのとき10EURでした。

教会内は天井も高く、パイプオルガンや豪華な装飾など見どころがたくさんあります。

ステンドグラスもステキです。

光の使い方もうまくて、間接的な明るさで幻想感を演出したり、或る一席だけ光が指すなど。あの席には何か謂れがあったのだろうか。

サントトメ教会

トレド大聖堂から徒歩7分で到着します。ちょっとわかりにくいかも知れませんが、この写真の右側の建物が教会です。

よく見ないと見落としてしまいますが、近くに行くとエル・グレコっぽい案内が出ているので、そこから中に入ります。入場料の支払いが必要です。

中は小さな教会ですが、その一角にエル・グレコが描いた壁画（オルガス伯の埋葬）があります。

サンフアンデロスレージェス修道院

サントトメ教会から徒歩6分ほど。美しい回廊が有名な修道院です。

入り口が地味で見過ごしそうになるので要注意です。

ちなみにシエスタ？があるので14時～15時はクローズしています。また、冬季はオープン時間も短くなっているので訪問する際はご注意下さい。

中は普通の寺院です。トレド大聖堂に比べると華やかさは無いですが、随所に細かな装飾が施されているので見ていて楽しいです。

メインの回廊。

中庭。中世から時が止まったかのような雰囲気です。

個人的には中庭も良かったのですが回廊の天井の装飾が見事で圧倒されました。

その他の風景

トレド旧市街中心部は高台になっていて遠くまで見渡せるスポットがそこかしこにあって楽しいです。

夏の時期は暑く乾燥しているので日本とはまた違った光景が見られて異国感があります。

アルカンタラ橋を別角度から。どこから撮っても絵になります。

まとめ

ネットで電車（Renfe）のチケットを購入してトレドへ行ってきた件についてご紹介しました。

ここに来る前にカナダで足の裏に大きな水ぶくれができていて痛んだということもあるのですが、そもそも坂道が多くて移動が大変でした。しかし見るものも多く楽しめる街だなと思いました。

今後訪れる際は歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします。

でわでわ。ごきげんよう！