みなさんこんにちは。ひやまんです。
ひやまんは元々
話の種になればいいだけなんで写真なんてスマホで撮れれば十分ですよ
というタイプでしたが、世界一周旅行の反省から帰国後すぐにiPhoneSEからiPhone13 miniに切り替えた結果、皆既月食の撮影でナイトモードの偉大さを実感し、さらには
キレイに撮れるようになったけど、どうせならもっと被写体を大きく撮れるようにならんのだろうか...
という感じで段々と写真沼にハマろうとしています。
多少の望遠であればiPhone14Proなど最大3倍望遠レンズを積んでいる機種を使えば良いわけですが13に替えたばかりですしそもそもデカいスマホはあまり好きではないので却下。
別途一眼レフカメラを購入するか、と言うとそこまででも無い。そもそもデカい。
というわけでもっと気軽にスマホのカメラで望遠ができないかと探した結果、外付けのレンズで対応できそうだとわかりましたので今回試してみました。
結果としては望遠レンズとして問題なく使用できるのはもちろん、iPadなどのタブレットにつけて周りとワイワイ見るという使い方がよさそうだと感じました。
Co-Goodsスマホ外付けレンズ
というわけで今回購入したのはコチラです。
スマホにクリップで取り付けるタイプのレンズで、望遠倍率は18倍です。
スマホレンズだけでなく単眼鏡としても使用することが可能です。
選定理由
正直なところ初めて購入するので確たる基準があるわけではないのですが、
という観点で探しました。
該当する製品は複数有ったのですが、どこぞの中華製というわけではなく岡山県の企業が生産しているようなのと、お値段2,000~3,000円程度でケースやら三脚やらついていてすぐに使用できそうだと思いコチラを購入してみました。
ご参考:ケースとセットの望遠レンズもある
結構良いお値段しますが、スマホケース自体が外付けレンズをマウントできるようになっている製品もあるようです。クリップ式よりも簡単にしっかりレンズを装着できて良さそう。
ひやまんは生活習慣上ケースは替えたくなかった(ケースにクレカを入れたい)のですが、カメラの方を優先するのであればこういうものを使用するのもありかなと思いました。
実物
というわけで手元に届いたものがコチラです。
ケースは硬めのハードケースです。結構しっかりしているので雑に持ち運んでも良さそうなのがありがたいです。
ケース内には望遠レンズ本体のほか、単眼鏡用のキャップ、三脚セット、取り付けクリップ、レンズ拭き、首から下げるためのストラップ、etc. がセットで付いています。
最低限レンズ本体とクリップが有れば使えそうですが三脚などもついているのでちゃんとした?撮影にもすぐ使えます。
スマホにマウント
手持ちのiPhone13 miniにマウントしてみます。手軽さを追求するためにスマホケースはつけたままです。スマホケースはコチラを使用しています。
レンズを装着する前にクリップでレンズ装着位置を固定します。
ちなみにクリップ自体にはスマホ画面が傷つかないように緩衝材が付いています。
レンズを付けるとこんな感じになります。
持ったらわかりますがそこまで重くはないです。しかしながらレンズがデカくて笑えてきます。
三脚をつけるとこういう感じになります。横にも縦にも出来るので、好きなアングルで撮影することが可能になります。
性能チェック
早速どのくらい望遠できるかを確認します。
今回はたまたま東京競馬場に行く機会がありましたのでそちらの写真です。
まずは通常カメラ。5階席から撮影しています。いつも通りの風景です。
そしてコチラが望遠レンズ付きの画像です。
上記写真中央の白いテント付近を撮影しました。中央以外のピントがあんまり合っていませんが、青いパイロンや人影まではっきり見えるようになっています。
同じく5階席からの撮影ですが、お馬さんもちゃんと撮影できました。
性能チェック(夜景)
元々皆既月食とか天体の撮影に使えないだろうかと考えていたので、夜景についてもチェックしておきます。
皆既月食時の写真がコチラ。今回の望遠レンズは使用していません。iPhone13そのもので撮影しました。
今日のベストショット。ナイトモードにすると他にも星が見えることに気づいたりするからほんとにすごいと思うわ。
— ひやまん@日常系1万PVブロガー (@hiyaman_blog) November 8, 2022
写真撮ってるとオーロラ待ってた時間を思い出しました。 pic.twitter.com/0Gtb5VvPdq
望遠レンズ付きがコチラ。ちょっとピントが甘いですがクレーターの様子も見て取れます。
月よりも小さい天体だとどうなんだろうという気がしますが望遠レンズが有ったほうが楽しめそうだなという感じです。
タブレットにも使える
ひやまんは第6世代のiPad mini を使用しているのでそちらにもつけてみました。
反射してちょっと見づらいですが、向こう側のファミレスののぼりをはっきりと見ることができます。もちろん写真も撮影できます。
タブレットで使ってみてわかったんですが、スマホに比べて画面が大きい分視認性が良くなりますし、隣の人と映像を共有できたりもするので望遠鏡代わりにして複数人で楽しむという使い方が結構便利な気がします。
参考:スマホジンバルにマウントは難しい
ひやまんはコチラのスマホジンバルを使用しています。
試しに望遠レンズをつけた状態でマウントしてみたところ、頑張れば水平を保てますが少しでも下や上を向かせたらすぐに姿勢を保てなくなりました。
やはりレンズが大きい分バランスをとるのが難しいようです。素直に付属の三脚を使用したほうが良さそうです。
使ってみて感じたメリット・デメリット
実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめます。
メリット
メリットは以下のとおりです
お手軽に望遠レンズで撮影が出来る、メリットはこれに尽きますね。
スマホの機種を更新したり、別途カメラを購入することを考えると数千円でここまで出来るのであれば費用対効果としては十分かなと思います。
レンズ中心以外のピントがずれたりもしますが、そういう画像が撮れると考えるとこれはこれでアリです。個人的には味があっていいかなという気はします。
持ち運びについてはハードケースがついているので雑に扱ってもレンズが傷つかないので楽でいいです。そこまで大きくもないのでカバンに突っ込んで気軽に持ち運べます。
単眼鏡としても使えますが、その映像をスマホを通してみると大きな画面で楽に見られるます。iPadにも取り付けられるのでやってみましたが、周りのみんなにも簡単に共有できるので単純な撮影よりもそういう用途で使うほうがメリットが大きいような気がしました。
デメリット
デメリットは以下のとおりです。
セットアップに関しては毎回スマホ側のレンズと望遠レンズの位置調整が発生します。
これが結構面倒くさいです。レンズ同士の中央を合わせる必要がありますが結構慣れが要ります。クリップの設置場所によっては電源ボタン等に干渉することもあります。
また、望遠レンズの画像自体は丸く切り取られているので若干ながらスマホの画像の四隅に黒い枠が出てしまいます。iPhone側でちょっとズームしてしまえば消えるのでそこまで神経質になることも無いですが気になると言えば気になります。
ピントについては望遠レンズ側で行いますが、高倍率であるがゆえにスマホにつけてから調整しようとすると触った際のブレが激しいのでなんだかんだ時間がかかります。スマホに付ける前にある程度自分の目で調整しておいたほうが良いかもしれません。
結局アリなのかナシなのか
個人的にはお手軽なスマホ望遠カメラ化手法としてはアリだと思います。
デメリットがいくつか有るのはそのとおりですが、対処が可能であることと、望遠だとどんなカメラでも発生するような問題(ピント/ブレ)も含まれるのでメリットに対してはそこまで気にならないかなという印象です。
今回はスマホで試しましたが、タブレットにつけると大画面で周りとも共有しやすいなど一眼レフカメラとはまた違う、スマホやタブレット独自の使い方も出来ます。そのため特に家族連れや視力が悪くて望遠鏡を覗けない(メガネを外すと見えない)人にはオススメできるのではないかと思います。
厳密な画質にそこまでこだわらなければ、撮影以外にも様々な使い方ができそうなので一個くらい持っていても良いかもしれません。
まとめ
単眼鏡としても使えるスマホ用18倍望遠レンズ(Co-Goods)についてご紹介しました。
実際スマホにマウントするとレンズがデカくて笑いますが、ちゃんと望遠できてそれなりにキレイに見えるので撮影にも使えるかなと思います。別途カメラを購入するよりはかなりお手軽です。取り付けが若干面倒くさいですが。
個人的にはスマホよりもiPadなどにつけて楽に遠くを見たり周りのみんなと共有したりする使い方のほうに真価があるのではないかなと思いました。なので家族旅行などに持っていくと良いかなと思います。
でわでわ。ごきげんよう!
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