みなさまこんにちは。ひやまんです。
海外旅行によく行くひやまんですが、旅行中に気になるのはスマホの電池切れです。
一昔前はそんな事ありませんでしたが、今やモバイルWi-Fiや旅行先のトラベラーズSIMを利用することでどこにいてもインターネットに繋がります。
お陰でその場でレストランを調べたり交通手段を調べたりと便利になりましたが、こうなると逆にスマホの電池が切れるだけで道もわからず途方に暮れてしまいます。
そのため旅行中の電池問題は優先度の高い問題でもあり、外出先ではいつでも電源に繋いで充電できるとは限らないため、解決策としてモバイルバッテリーを用いるのが一般的です。
以前から使用していたモバイルバッテリーがだいぶヘタってきていた&最近スマホ類の電源容量が大きくなってきているため今回新しく大容量なモバイルバッテリーを購入したのでご紹介します。
容量が大きい分そこそこ重みがありますが、USB PDによる高速充電にも対応していてなかなか便利そうです。
※2023.05追記
充電できないという不具合が発生しましたが、サポートに連絡したら迅速に新品を送ってくれました。
【参考】スマホの電源容量と充電時間の関係について
ひやまんは以前 iPhone SE(第2世代)を使用していましたが、現在はiPhone 13 miniを使用しています。
両機の電源容量を比較すると以下のとおりです。
iPhone13 mini の方が約30%電源容量が大きいことが分かります。iPhone限らずですが、新しいスマホのバッテリー容量はどんどん大きくなっていく傾向があります。
電源容量が大きいと電池の保ちが良くなるので、基本的には歓迎すべきことなのです。しかし、容量が大きい分単純にフル充電するのに時間がかかります。
そのため快適な充電ライフを送るためには高速充電が可能なUSB PD対応製品などを利用したり、なるべく給電能力(Wで表されます)が高い充電機器の使用を検討する必要があります。
モバイルバッテリーに求めるもの
今回は以下の観点で購入するモバイルバッテリーを選定しました。
USB PDの高速充電について、スマホ本体のバッテリー容量が大きいためですね。
外出先でフル充電とはいかなくても、ある程度の容量(70%位)まで充電できていれば心の平穏を保つことができるので、そこまでの時間をなるべく短くするのは重要なポイントです。
USB PD対応のケーブルが必要ですが、iPhone 13 mini購入時に付属していたUSB C to Lightningのケーブルがあるのでこちらを活用したかったという気持ちもあります。
2台以上の同時充電について、iPhone 13 miniの他iPad mini 6やスマホスタビライザー、ワイヤレスイヤホンなどなど充電が必要になる機器を複数持っているためです。
最低限スマホが充電できればOKですが念のためですね。
電源容量について、今までは5,000mAhのバッテリーを使っていました。スマホ類の電源容量が大きくなってきたことにより容量が心もとなくなってきたので、最低でも倍の容量がある製品を選定することにしました。
旅行中は基本外にいるので、心の安定のために1日に最低でも2回はスマホをフル充電できる程度の容量は確実に確保しておきたいという心理もあります。
有名メーカー製品について、バッテリー関係は事故も怖いので安かろうが変な中華製品ではなくできるだけ評判の良いメーカーの製品を購入するほうが無難です。どこぞのメーカー製品は名指しで飛行機に持ち込めなかったりしますしね...。
ワイヤレス充電不要について、便利な機能ではありますが背面にクレジットカードを入れるスマホケースを使用しているので充電のたびにカードを取り出さないといけない(不確かだけど何かしら影響がありそう)のでひやまんの生活スタイル的には要らないかなということで外しました。
そもそもバッテリーの上にスマホを重ねて充電するシチュエーションを想像するとホテルとか安全な室内ですし(カフェなどでテーブルの上に置いてたらひったくられる可能性がある)、屋外で使うことを考えるとその機能が必要とは考えにくいかと。
Anker PowerCore Essential 20000 PD 20W
というわけで今回購入したものがコチラです。
安心と信頼のAnker製です。
購入時のお値段が7,000円程度でちょっと高いなと思いましたが電源系はお金をかける方が良いですし、電源容量も20,000mAhと想定の2倍あるので安心感もあります。
USB PD単体だと20Wの出力で高速充電が行なえます。
実物
実際に購入したものがコチラです。
結構しっかりした箱に入って届きました。電源容量が大きなバッテリーなせいか、手に持つとずっしりと重みを感じます。
箱の裏面はこんな感じ。
内容物
中身はバッテリー本体のほか、取扱説明書とバッテリー持ち歩き用の袋、および、USB C to CケーブルとUSB A to Cケーブルがそれぞれ1本ずつ付属しています。C to Cの方は恐らくUSB PD対応していると思います。USB C to Lightningケーブルは付属していません。
バッテリー用の充電器を別途用意する必要がある
注意点として、バッテリー本体を充電するためには別途で充電器が必要ですが、このパッケージ内には含まれていません。別途用意する必要があります。
また、バッテリー自体の電源容量が非常に大きいため、USB PD非対応の充電器を使用した場合は満充電に約21時間かかるため、手早く充電するためにはUSB PD対応で高速充電ができる充電器の使用が推奨されます(出力18Wの充電器で7時間程度)。
ちなみにひやまんはノートPC充電用に出力45WのUSB PD対応充電器を使用していますが、そちらで充電したところおおよそ4~5時間でフル充電できました。小さくて軽く、PCも充電できて便利なのでオススメです。詳しくはコチラの記事をご参照ください。
本体
本体はちょっと大きめのスマホ程度のサイズです。手持ちのiPhone 13 miniよりやや大きく、厚みもあります。
本体の重さは350g弱あるので、手に持ってみるとちょっと重い印象ですが、持ち歩く分には許容範囲といったところ。
本体に電源容量の記載がある(機内持ち込み可)
裏面にはちゃんと電源容量が記載されています。モバイルバッテリーは基本的に飛行機内に持ち込む必要がありますが、手荷物検査の際に電源容量をチェックされる場合があるので大事なポイントです。
ちなみに電池容量160Wh以下なら機内持ち込み可能です。かなり大きいバッテリーでないと160Whを超えることにはならないので、基本的にはあまり気にする必要はありません。
LEDライトで残容量を確認可能
表面にLEDライトが付いたボタンが設置されています。ボタンを押すとLEDライトで残容量を教えてくれます。
ライト1つで25%です。フル充電なら4つすべて光ります。
ちなみに2回連続でクリックすると低電流モードに切り替えることができます。イヤホンなど充電時の電流が小さいものに使えるモードです。
低電流モード時はLEDライトが緑に光ります。
USB AポートとUSB Cポートがついている
バッテリー側面にUSB AとUSB Cのポートが各1つずつ付いています。
充電はUSB Cのポートを入力として行いますが、このUSB Cポートを出力としても使用することが可能です。
同時に充電してみた図。iPhoneとiPadが両方充電されているのが分かります。
実際に使ってみて気になった点
ちょっと触ってみただけですが、気になった点をいくつか述べます。
気になる点を書いていますが、スマホ類の充電に関しては特に問題はなく、大容量モバイルバッテリーとして十分に価値があると考えています。
バッテリー本体の充電中は他に給電できない
あまりないかもしれませんが、充電器が1つしか無い場合など、バッテリーを充電しつつ他の機器を繋いで給電もしたい、なんてことがやりたくなるかもしれません(以前使っていたやつはできた)。
ということを試しましたが、バッテリー本体を充電中には給電ができませんでした。残念。
モバイルバッテリーは外出先で充電するために使うことを考えるとそんなにおかしい仕様でもないので大人しく別々に充電するようにします。
重みを感じる
容量が5,000mAhから20,000mAhと4倍に増えたので仕方がないことではありますが、手に持ってみるとやはりずっしりと重みを感じます。少なくともスマホよりは重い。
とは言え鞄に入れてしまえば誤差みたいなものなのでなのでそこまで目くじらたてることでもない印象です。
やはり軽いものがいい、という場合は10,000mAhの製品などを探してみる方が良いかもしれません。
充電に時間がかかる
ひやまんの場合は幸いにもUSB PD対応で高出力な充電器を持っているので大きな問題にはなりませんが、USB PD非対応の充電器を使うとバッテリー本体の満充電に20時間以上かかるのはやはり長いですね。
旅行中を想定すると基本的にホテル滞在時間は寝るときくらいなので長くとも7~8時間で充電が完了しないと運用に支障をきたします。
高速充電ができる充電器自体は旅行時に限らず持っていても損はないですし、バッテリーの大容量化は時代の流れなので大人しく1つくらいはUSB PD対応の充電器を持っていたほうが良さそうですね。
【2023.04追記】海外旅行で使ってみた感想
2023年3月~4月にかけて世界一周旅行をしたのですがその際に使ってみた所感です。
ざっくりまとめるとちょっと重いけど優秀なバッテリーだと感じました。
常に持って歩くにはちょっと重い
旅行中は他にも水とか傘とか持ち歩いていることがほとんどなので誤差といえば誤差なのですが、軽装でちょっとその辺ぶらぶらという行動のときには少し重く感じるので持ち歩かなくなりました。
まあそういう時は大体2~3時間でホテルなりに戻るので、スマホの充電を気にする必要がないため大きな問題にはならないかなと思います。
素早く充電される
ひやまんの場合iPhone 13 miniと付属のUSB C-Lightningケーブルを使用していますが、大体10分位で20%くらい充電が回復するので大変助かりました。
スマホの充電を待っている間は行動できないことが多いですが、その時間を節約してすぐに動き出すことができるのは時間が限られている旅行中では結構大きなメリットかと思います。
充電器を出す手間が省ける
ホテルについていざ充電しようと思うと、コンセントのアダプターを出して、充電機を出して、ケーブルを用意して、ようやく充電という手順を取ります。
2~3日滞在するのであればそのままにしておけますが、数時間の滞在や一泊のみの場合はその後の片付けも考えると正直セッティングが面倒くさいです。特に長い期間旅行しているとそう感じます。
今回のモバイルバッテリーは容量が大きいので、先にバッテリーの方をフル充電しておけばスマホとタブレットくらいなら余裕で満充電にできますので、充電環境セットアップの手間を削減できてなかなか良かったです。
一泊二日くらいならバッテリーだけで問題ないのでその他の充電器をおいて旅行できるのもメリットです。荷物が軽くなります。
世界一周の道中でマレーシアのホテルに荷物をおいて、バッテリーを持ってブルネイへ一泊二日の旅行をしましたが何も問題はありませんでした。
【2023.05追記】不具合による交換をしました
旅行中に充電できない不具合が発生しましたが、帰国後にサポートに連絡したら新品に交換してくれました。
まとめ
大容量モバイルバッテリー(Anker PowerCore Essential 20000 PD 20W)についてご紹介しました。
容量が大きい分重いのはしょうがないかなという感じですが、USB PDで高速充電もできますし、2台同時充電もできるので海外旅行用としては申し分ないお品かと思います。
ただ、よく考えたら当然なのですが、バッテリーの本体の容量がでかい分バッテリー自体の充電に時間がかかるというのが盲点でした。高速充電ができるUSB PD対応の充電器も一緒に用意するのがオススメですね。
コロナ禍も落ち着いて来ているようで、これからまた海外・国内問わず旅行に行く機会も増えてくると思います。その際にスマホの充電を気にせず楽しめるよう、みなさまも大容量モバイルバッテリーをお持ちになってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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