【世界一周】スターアライアンスの世界一周航空券を使った旅行中にルート変更を行ったお話

みなさんこんにちは。ひやまんです。

コロナ禍により海外旅行が制限されてきましたが、2023年に入って様々な規制緩和が行われてきて日常に戻りつつありますね。

というわけでみなさまも旅行に出かけようと考えているかもしれませんが、例えば1週間を超えるような長期間の旅行となると飛行機の遅延や予期せぬアクシデントなどトラブルもつきものです。

発生したトラブルの規模が小さく旅程全体に影響がなければいいのですが、場合によっては航空会社に連絡してチケットの振替をしてもらうなどの対応が必要になります。

今回はスターアライアンスの世界一周航空券を使った旅行の際にトラブルに遭遇、チケットの変更を余儀なくされた場合の経験についてご紹介します。

電話ができる＆インターネットに繋げる環境を維持すること、および、土日に注意することが大事だと学びました。

前提条件

太平洋島嶼国の一つであるナウル共和国に訪問した際にトラブルに見舞われました。

ナウル共和国へはブリスベンから行くことになるのですが、スターアライアンス便が就航していないためブリスベンーナウル間は自前で別途手配した航路になります。

すべての航空券がスターアライアンス便であればもう少し対応が違ったかもしれません。ご承知おきください。

また、トラブルが発生したのは土曜日でした。これが結構効いてきます。

トラブル内容

今回のトラブルは別途手配した航空便（ナウルーブリスベン便）の遅延です。

ブリスベンに到着後、シンガポールへ出発する便を予約していた＆シンガポール到着日に友人と予定が入っていたという状況です。

搭乗予定の便が24時間遅延＆搭乗便の振替

ナウルの空港でチェックインをしようとしたところ搭乗を予定していたブリスベン行の便が24時間遅延することが発覚しました。

当日中にシンガポール便に乗り換える必要があったので、ナウル航空と交渉した結果、当日出発する別の便に振り替えてもらえることに。

この時点ではブリスベンでの乗り換え時間が短くなるものの、世界一周ルートに影響がなく安心していました。

振替便が更に遅延

改めてチェックインしようとしたら

ということが発覚。もともと乗り換え時間が減って1.5時間しかなかったのに、この遅延で完全にアウトです。予定していた便に乗ることが不可能になりました。

対応内容

予定便に乗れないことが確定したので、搭乗便の変更を行う必要があります。

とりあえず予定便に乗れないことと、航空券の変更についてスターアライアンスの予約窓口へ連絡を試みます。

断りなく最初に決めたルートから途中で外れると後のルートがすべて無効になるのでかなり緊張していました。

週末は電話窓口が空いていない

緊急を要するのでこういう場合は電話だろうと思って確認したところ、電話対応窓口は平日9時～5時のみで週末は稼働していません。

登場予定の航空会社について調べるもののこちらも空いておらず...。

一応メールで連絡がとれる

仕方ないので予約窓口のメールアドレスに状況を報告して指示を請いました。

しかしナウルにいる間には返信が来ず、もやもやしたままとりあえずブリスベンへ移動します。

メールの返事を得るも代替便は手配できず

ブリスベン到着後に返事のメールが届いていることが確認できました。

しかしながら当日中にシンガポールへ移動する別便を確保することができないことが発覚します。

そのため別日に変更するか、どうしても当日中に移動したい場合は自分で航空券を用意する必要が出てきました。

なお、世界一周航空券は登場予定の便の日付や時間帯を変更することは無料で可能ですが（航空会社によって発券手数料がかかる場合もある）、自分で航空券を用意する場合も含め事前のルートを変更する場合は手数料が125USDかかります。

自分で別便を手配しルート変更することに

当日中にシンガポールへ移動する必要がありましたので、自費で航空券を手配することを決断しました。（スターアライアンスではないけどカンタス航空の便が空いていた）

この旨をメールで連絡し、ルート変更の支払いについて確認、支払いを行って無事世界一周ルートに復帰できました。

ちなみに支払いはクレジットカードで行いますが、以前伝えていたカード情報が残っていたようで、改めてカード番号等を伝えることはありませんでした。

追加費用

ルート変更に必要な125USDの支払いが発生します。

が、今回キャンセルした便の空港使用料などが返ってくる関係で実際には返金される額のほうが多かったです。

それとは別に自費で手配した航空券が10万円くらいしたので、やはり最終的にはマイナスでした...。

搭乗便の日時だけの変更で済めば、発券手数料の数千円で済んだかと思われます。

搭乗便変更による余波

搭乗予定の便はEVA航空でした。シンガポールのあとは色々回って最終的にバンコクから台湾に行く予定があり、その際にも利用する予定でしたが、この搭乗予定であるEVA航空の便がすべてキャンセルされていることが後ほど発覚しました。

ブリスベン空港でNo Show扱いになっていた

ブリスベン→台北→シンガポールの便を予約していましたが、前出のトラブルの影響で乗り継げませんでした。

この件についてスターアライアンスの窓口に連絡していたので特に気にしていませんでしたが、どうやらEVA航空側ではNo Show扱いになっていたとのこと。

その影響でシステム上予約していたすべてのEVA航空便がキャンセル扱いになっていました。

ナウルのトラブルは土日で窓口空いてないし連絡手段もなかったのにどうするのが正解だったのだろうか...。

再度スターアライアンスに連絡＆ルート変更手続きを

まあキャンセルになってるものは仕方ないので、改めてチケットを確保すべくスターアライアンスに電話したところ

ということで日付変更を提案されましたがまたしてもその日に友人と予定が入っていたので受け入れがたく。

幸いバンコク前にハノイに滞在していて、ハノイ→台北便は空きがあるとのことでそちらに変更してもらいました。

これによりルート変更手続き費用の125USDと、別途自費で手配していたハノイ→バンコク便が飛んでいってしまいましたが...。

まとめ

スターアライアンスの世界一周航空券を使った旅行中にルート変更を行ったお話についてご紹介しました。

最終的に金の力でどうにかしましたが、土日は電話連絡ができないということや、最低限メールでのやりとりができる環境を用意しておくこと、乗れなかった便の航空会社の別便に乗る予定がある場合はよくよく確認が必要であることなど学びが多いトラブルでした。

まあ普段は航空便が24時間も遅れるなんてことは殆どないんですけどね...。

これから世界一周航空券で旅行を考えている人の参考になれば幸いです。

でわでわ。ごきげんよう！