みなさまこんにちは。ひやまんです。
海外旅行によく行くひやまんですが、旅行中に気になるのはスマホの電池切れです。
一昔前はそんな事ありませんでしたが、今やモバイルWi-Fiや旅行先のトラベラーズSIMを利用することでどこにいてもインターネットに繋がります。
お陰でその場でレストランを調べたり交通手段を調べたりと便利になりましたが、こうなると逆にスマホの電池が切れるだけで道もわからず途方に暮れてしまいます。
そのため旅行中の電池問題は優先度の高い問題でもあり、外出先ではいつでも電源に繋いで充電できるとは限らないため、解決策としてモバイルバッテリーを用いるのが一般的です。
というわけで今回持ち運びに便利な小型軽量なモバイルバッテリー(Anker PowerCore III 5000)を購入しましたのでご紹介します。
以前20,000mAhの大容量モバイルバッテリーを購入している
実は以前、海外旅行用に大容量のモバイルバッテリーを購入しています。
その際のレビュー記事はこちらです。
この製品自体は大変良いものでお世話にもなっているわけですが、一緒に世界一周した経験から今回新しいモバイルバッテリーの購入を選択しました。
上記の記事内にも使ってみた感想として記載していますが、やはりちょっと大きくて重いためなのが一番の理由ですね。
持って歩き回れなくはないですが鞄の中で存在感が大きく場所も取ります。
旅行中は何かと荷物も増えますので、やはり持ち歩くもののサイズは小さく重さは軽いものが正義だなと改めて感じた次第です。
新しいモバイルバッテリーに求めるもの
今回は以下の観点で購入するモバイルバッテリーを選定しました。
軽量(100gくらい)について、個人の体感ですが100gくらいであれば手に持ってもほとんど重さを感じないためです。
100gを越えるとちょっと存在感が出てくるので100g前後でなるべく軽いものが良いです。
小型・薄型について、電源や充電ケーブル類と一緒に1つのポーチに入れて持ち歩く運用を想定しています。
ケーブル類はUSB-A to CやまだiPhone13を使っているのでそれ用のLightning、USB-C to Cなど複数本携帯するのと、充電器がやや大きめなので、それらを1つのポーチに入れるために必然バッテリー自体のサイズを小さくしたいわけです。
充電容量について、充電容量=質量なので軽さを追求するとどうしてもここを削る必要が出てきます。
今回は軽さ重視なので容量については目をつむりますが、とは言え手持ちのiPhone13を最低でも1回はフル充電できるくらいの性能は必須としています。
5,000mAhあれば大丈夫そうなので、これを下限とします。
メーカーについて、電源系は壊れると困るのでよく分からん中華系は避けたいというところです。
どこぞのメーカーは名指しで飛行機内に持ち込み禁止されていますし、最低限そういうところは避けるべきですね。
Anker PowerCore III 5000
というわけで今回購入したのがこちらです。
安心と信頼のAnker製です。
容量が5000mAhなので大きいとは言えませんが、重さが約113gのため前回購入したPowerCore Essential 20000(重さ345g)の1/3以下です。
Amazon内で探した限り、容量5,000mAhでは一番軽いように思います。
外観
実際に購入したものがこちらです。
謎に内部を確認できるギミックが箱に付いています。
裏面がこちら。
USB-AとUSB-Cの口が付いているため最大2台の機器を同時に充電できることが可能だと分かります。
充電時の出力は最大12Wとのことですが、これは合計値なのでUSB-AとUBS-Cで同時に充電する場合は片側6Wずつかと思います。
内容物
内容物はバッテリー本体のほか、取扱説明書とUSB-A to Cケーブルが1本付属しています。
USB-C to C、USB-C to Lightningケーブルは付属していません。
バッテリー用の充電器を別途用意する必要がある
バッテリー本体を充電するためには別途で充電器が必要ですが、このパッケージ内には含まれていません。別途用意する必要があります。
バッテリー本体の充電時の最大入力は10Wとのこと。最大出力45Wの電源につなげて充電したところフル充電するのに4時間程度かかりました。
本体
本体はiPhone 13 mini よりも一回り小さく薄い仕上がりです。
全体的にサイズ感が小さい
PowerCore Essential 20000と比較するとその違いがよく分かります。
横幅が2/3程度になっています。
厚みに関しても薄くなっているのがよく分かります。
本体に電源容量の記載がある(機内持ち込み可)
裏面に電源容量の記載があるので飛行機に持ち込むときも安心です。
ちなみに電池容量160Wh以下なら機内持ち込み可能です。かなり大きいバッテリーでないと160Whを超えることにはならないので、基本的にはあまり気にする必要はありません。
LEDライトで残容量を確認可能
短い方の側面にボタンが付いています。
このボタンを押すと長い方の側面についているLEDランプが点灯して残容量を確認する事ができます。
ちなみに同梱の取扱説明書には記載がありませんでしたが、ボタンを2回押すとイヤホン等の充電用に低電力モードに切り替えることも可能です。
詳しい操作方法はAnkerの公式サイトで確認できます。
USB-AとUSB-Cのポートがついていて2台同時充電が可能
バッテリー本体の充電はUSB-Cポートを入力として行いますが、このUSB-Cポートを出力としても使用することが可能です。
ちょっとわかりにくいですが、両方のポートを使用して2台のデバイスを同時充電することが可能です。
試しにやってみましたが、USB-Cポートでバッテリーを充電しつつ、USB-AポートからiPhoneを充電する事はできませんでした。
バッテリー充電中は外部へ電力供給しないようになっているみたいです。
【情報求む】iPhone15はちゃんと充電できる?
iPhone15はUSB-Cで充電できるようになりましたが、USB-PD対応のモバイルバッテリーにつなぐと逆にモバイルバッテリーを充電してしまうという現象が発生しているようです。
今回購入したバッテリーはUSB-Cを用いて充電できますが、正確にはPD対応しているわけではないのでおそらく大丈夫かなと思いますが、手元にiPhone15が無いので確認できませんでした。
どなたか試したことのある方がいらっしゃいましたら情報いただけると助かります。
実際に使ってみた感想
ちょっと触ってみただけですが気づいた点を述べていきます。
持ち運びがだいぶ楽になった
PowerCore Essential 20000との比較になってしまいますが、重さが1/3以下になったことで持ち運びが楽になったなあと実感しています。
スペースも取らないので鞄の中の整理も楽になりました。
ただその分容量が減っているので安心感は減るわけですが、今までの経験上1日1回スマホをフル充電できる能力があれば最低限大きな問題にはならないので十分だと思うことにしています。
容量のわりにバッテリー自体の充電時間はそれなりにかかる?
バッテリーを空っぽにしてからフル充電するまでに約4時間かかりました。
PowerCore Essential 20000の方は容量が4倍、入力が2倍(最大18W)で約8時間でしたので、計算上はまあそんなもんかという印象ですが、改めて時間を測ると結構長いなと感じました。
とは言え旅行中の用途観点でみると、ホテルで寝て起きるまでの時間で十分充電できるので大きな問題にはならなさそうです。
スマホの充電速度はそこそこ
PowerCore Essential 20000は最大20Wの出力ですが、Anker PowerCore III 5000は最大12Wなのでやはりスマホの充電速度がやや遅いなと感じてしまいます。
しかしながら充電しながらでも操作はできますし、バッテリー本体自体が軽いのでスマホに繋いだまま一緒に手に持って使用することもそんなに苦ではないので大きな問題とは感じません。
個人的には軽さと小型のメリットのほうが勝っていますね。
まとめ
小型軽量なモバイルバッテリー(Anker PowerCore III 5000)についてご紹介しました。
重さ3倍で容量4倍のPowerCore Essential 20000とどちらが良いかについてはまだ検討の余地があるかと思いますが、少なくとも海外旅行で荷物を軽く・少なくしたいという場合は今回購入したバッテリーの方が向いているかなと思いました。
これからまた世界一周する予定があるので、そこで使ってみた感想もそのうちアップデートできればと思います。
みなさまも小型・軽量なモバイルバッテリーを持って旅行に行ってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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