みなさんこんにちは。ひやまんです。
この間フォーを食べた帰りにデザートを買いにパン屋さんへ寄ったのでご紹介します。たまたまですが、マリトッツォなるものが売られていました。気になりますね。
本八幡のOKストアでも売られていたので、にわかに流行っていると気づいてはいたのですが、マリトッツォという名称とイタリアというオシャレワードに挟まれて手が出ていませんでした。
今回はマリトッツォにもチャレンジします。
お店の外観
というわけでマリトッツォを買いにやってきたのだ。
京成線、京成八幡駅の西側、踏切の直ぐ側という絶好の立地である。きっと踏切の信号待ちをしている間に
そういえばパンでも買っていこうかしら
と思いついて吸い込まれる人が少なからずいるのだろう。店主の土地選びの巧みさが伺える。
ちなみに2階は歯医者である。1階のパン屋の菓子パンが美味しすぎた結果、虫歯になっても2階で治療できるという安心設計だ。若干のマッチポンプ感を受けるのはおそらく私の心が汚れているからだろう。
どうやら夏の塩パンフェアが開催されているらしい。だが今回の目的はマリトッツォである。腹具合からしてもよそ見をしている余裕はない。
店内
店内の様子
店内では正面中央、および左手でパンのディスプレイ販売を行っており、右手ではケーキや保存のききそうなクッキー等を販売している。
写真には写っていないが、左手奥にはイートインコーナーもあるため、パンを買って食事していくことも可能だ。
以前は平日パン食べ放題をやっていたが、コロナ禍の現在やっていないように見えた。残念だが店主としても苦渋の決断であろう。せめてマリトッツォを購入して応援したい。
メニュー
パンコーナーでは様々な惣菜パンや菓子パンに加え食パンなども売られているため、日常の主食として食べるパンを買いに利用することも可能である。
奥の方には冷蔵ケースがあり、サンドイッチやドリンク類なども取り扱っている。
購入
そもそもマリトッツォとは?
マリトッツォ(イタリア語: Maritozzo)は、イタリア発祥の伝統的な菓子(デザート)で、ブリオッシュ生地に生クリームを挟んだもの[1][2][3][4][5]。伝統的なマリトッツォでは松の実、レーズン、砂糖漬けの果物なども加えられる[6]。ラツィオ州(州都:ローマ)で生まれたとされている[1]。イタリアではカフェでの朝食として食べられたり[1][3][4]、菓子店で買うのが一般的である[1]。
ウィキペディア ”マリトッツォ” より
要は生クリームをパンで挟んだ食べ物のようである。字面からはカロリーの匂いしかしない。
マリトッツォを発見
マリトッツォはパンコーナの入り口から一番近い一等地に設置されていた。ポップからも分かる通り店側もかなり力を入れているだろうことが伺える。値段は1個172円(税別)だ。
一瞬、
あんこはローマでも流行っているのだろうか?
と思い込ませるような説明であるがWikipediaを読む限りそんなことは無いだろう。今目の前にあるあんこ入りの食べ物がイタリアでも流行っているかのように錯覚させる、店主のマーケティング力に脱帽である。
なんにせよこれで目的のマリトッツォを購入できる。トレーに載せてレジへ向かおう。
妙に高額なアンパンを発見
レジへ向かいつつパンを眺めていたら妙に高額なアンパンを発見した。1つ302円(税込)である。どのへんが破れているのかわからないが名称はやぶれあんぱんである。
写真は撮っていないが実は隣にはもっと安い120円くらいのアンパンもある。何が違うのかわからないが高額なんだからきっとうまいのだろう。そうに違いない。
というわけでこしあんの方を購入することにする。
お会計
お会計は現金またはクレジットカードが使用できる。Quick pay等の非接触な支払いは対応していないように見えた。現金は直接手渡しではなく手前にお金の投入口があるので自分でお金を入れるシステムである。
レジ袋はもらえるが、一枚数円かかる。気なる方はマイバッグ等持っていくのが良いだろう。
余談だが、あんぱんとマリトッツォを買ったはずなのにレシートを見たら食パンとマリトッツォを買ったことになっていた。私があんぱんだと思っていたものは実は食パンだったらしい。
念の為、合計金額に違いはないので何も問題は無い。レジのマスタ更新の問題だろう。
実食
とりあえず皿に並べてみる。普段はこんなことしないが、並べてみるとちゃんとしている感が出る。
マリトッツォ
とりあえずナイフでカットして半分にしてみる。見た感じパン2割、クリーム7割、あんこ1割という構成である。あんこは一応奥まで入っている。某コンビニエンスストアにも見習ってもらいたい誠実さだ。
実際にかじってみるとなんというかほとんどクリームである。あんこもいるのかもしれないがほとばしるクリームの主張が強い。クリームを直食いしている感覚に近い。あんこの存在価値が疑われるレベルである。
あとクリームがはみ出してきて食べづらい。どこまでもクリームの自己主張を感じる。
そして気づいたのだが私はクリームがそんなに好きではない。よくよく思い出すと小学生の頃など自分の誕生日に出されたバースデーケーキですら拒否してチキンを要求して親を困らせていたものだ。
というわけで、生クリーム好きにはおそらくたまらないのだろうがそうでもない人にとっては少々生クリームとの向き合い方を考えさせられる可能性が高い。自分の嗜好を見極めて購入することをオススメする。
やぶれあんぱん
さてあんぱんである。とりあえず手にとってみると明らかにずっしりしており並のあんぱんとは一線を画す雰囲気を漂わせてくる。サイズとしては片手では隠しきれないくらい大きい。
なんせ300円超えである。あんこ好きとしては否が応でも期待が高まらざるを得ない。
割ってみると期待通りに尋常ならざる量のあんこが詰まっている。よくスーパーで売られている薄皮粒あんぱん1袋分に使われている以上に詰まっているのではないだろうか。
あんぱんにしてはお値段が高いのも納得がいく、なんとも贅沢なあんこの使い方である。
お味の方としては、甘すぎないあんこがなかなか美味しく、またパンの中央部分に(桜の花の塩漬けのような)塩気があり途中でリフレッシュができるという親切設計である。
ただし、やはりパンと言うよりはあんこを食べている意識のほうが強い。あんこ好きにはたまらないがライトユーザーはコーヒーや牛乳等を用いて適宜休憩しながら食すのが良いだろう。
完食
ごちそうさまでした!
まとめ
本八幡のパン屋さんマロンドとマリトッツォ、やぶれあんぱんについてご紹介しました。
マリトッツォは生クリーム感強めなので、自分の嗜好をよく見極めてからの購入がおすすめです。
マロンドには他にもサクサクのメロンパンが売っていたりと全体的に美味しいので、京成八幡駅で降り立った際はぜひご利用してみてください。
最後にお店の情報を載せておきます。
でわでわ。
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