みなさんこんにちは。ひやまんです。
ひやまんは海外旅行によく行くわけですが、長期旅行(3~4泊以上)の移動時は主にバックパック+トランクを使用するスタイルです。
通勤用で購入したバックパックを流用していましたが、旅行においてはもうちょっと容量がほしいなということで新規に少し大き目のバックパックを購入しましたのでご紹介します。
荷物の小分けや出し入れもしやすく容量も増えてなかなか気に入っています。
【ご参考】ひやまん的旅行スタイルにおけるバックパックの主な用途
バックパックひとつで移動から街歩きまで全工程をまかなえたら最高という考え方もあるかと思いますが、ひやまん的には街歩き時は防犯・身軽さの観点から別途用意しているショルダーバッグを運用することにしています。
ひやまん的旅行スタイルにおいてバックパックは主に飛行機等での長距離移動時の荷物運搬用として位置づけられます。そのため以下のようなアイテムを運ぶことを主眼としています。
衣類が多い上にひやまんはユニクロで4XLサイズを推奨される巨漢なので結構嵩張ります。あとPCが重い。
もちろん状況によってバックパックを背負ったまま観光をしたりもしますが、長距離を歩いたりアウトドア活動をしたりなどの用途はあまり考えていないので、そういうものだと認識の上読み進めていただければ幸いです。
運用中のバックパック(スターレンジスクエアバックパックII)
現在の良い点・直したい点から新しいバックパックに求める要素を検討します。
現状は以下に示すコロンビアのバックパックを使用しています。元々仕事用に購入・運用しているものです。
サイズは44㎝(縦)×27cm(横)×16cm(奥行き)で、容量は公称22リットルです。
気に入っている点
見た目がピシッとしていてかっこいいとか、コロンビアはアウトドアブランドだけに布が丈夫だったり、ファスナーが頑丈そうだったり、背負心地が良かったりと色々ありますが、旅行観点で気に入っているのは以下です。
荷物の小分けがしやすい
メインコンパートメントに加え2つのサブルームとPC用スペースが用意されているので、色々分けられて便利です。
メインには上着や着替えなどのかさばるもの、サブにおてふきなどの小物を収納して運用できます。
PC用スペースはクッションが付いていて衝撃耐性が高いのもポイントですね。
PC以外にもA4サイズの書類も容易に入るので、Eチケットを入れておくことも可能です。
サブルームの荷物が取り出しやすい
上側のサブルームのジッパーが上に大きく開くので、中を見やすく荷物が取り出しやすいです。
浅い作りになっているので奥まで手を突っ込まなくて済むのもいい感じです。
電車等でバックパックを抱えている状態でも扱いやすいので大変便利です。
これが側面にジッパーがついているようなタイプだと中に手を突っ込んで探すか、鞄を横にして中を覗いたりしないといけないので結構面倒くさいです。
実は下の段のサブルームがその構造になっていて、中の荷物が取り出しにくいのが若干不満だったりします。
大きく開くサブルームは防犯的にどうなの?
荷物が取り出しやすいということはスリの被害に遭うリスクも高いということになるわけですが、以下の観点から許容しています。
いくら対策立ててもダメなときはダメですが、やるだけやって後は利便性重視という考え方ですね。
不満がある点
このままでも運用は可能ですし実際してましたが、少々改善したいと思う点が以下です。
メインコンパートメントのサイズが小さい
奥行きが10cmありません。大目に見ても9cmくらいです。
本体のサイズが44㎝(縦)×27cm(横)×16cm(奥行き)なので、メインコンパートメントの実容量は
44cm x 27cm x 9cm ≒ 10.7リットル
程度となります。
このバックパックは22リットルサイズですがメインに入るのはその半分程度で残りはサブルームなどに割り当てられているわけです。思っているよりも容量が少ないです。
そのため衣類などの大物を詰め込もうとすると思っているよりもスペースが足りなくなってしまいます。
メインがパンパンだとドリンクホルダーが機能しない
左右の側面にドリンクホルダーが付いていますが、結構ぴったりつけられている構造のため、メインコンパートメントに荷物をパンパンに入れるとホルダースペースが広げられずに機能しなくなります。
移動時はいつもメインコンパートメントの限界ギリギリまで荷物を入れることになるのでほとんど使える機会が来ないのが難点ですね。
パックパックに求める要素
可能な限り現状の良い点を残しつつ、改善点を満たしていきたいところです。
というわけで以下の観点で新しいバックパックを探していきます。
容量については元々使用しているものが22リットルだったのでそれより大きいものと言う観点で30リットルを目安にします。
40リットルサイズも考えましたが例えばミレーの製品(KULA 40)だと縦に長くて機内持ち込みできない可能性が出てくる(大体の航空会社で高さ55cmが上限のところ、58cmある)ため念のため30リットルとしました。
小分けについてはお薬やアルコール除菌シート、モバイルバッテリーなどなどちょいちょい取り出したい小物類はメインルームと分けて格納したいためです。
同様の理由でサブルームの深さは浅めが良いです。その方が取り出しやすいため。
そしてメインコンパートメントですが、サイズが大きいひやまんの服でも2泊分くらいは入る容量がほしいところです。
もっというと空港でお水買ったりお土産買ったり飛行機でアメニティもらったりもしてちょくちょく荷物が増えるのでそれらが追加で入る程度の余裕があると尚良しです。
コロンビア スターレンジ30LバックパックII
前置きがだいぶ長くなりましたが今回購入したバックパックはこちらです。
今使っているやつと同じシリーズのサイズ違いになりました。
サイズはH52×W31.5×D22cmで公称の容量は30リットルで1.5倍となりました。
実物
というわけで現物がこちらです。
撥水機能付きのオムニシールドという素材でできているようで、細かいことは分かりませんが手触りとしては頑丈そうです。
上部にはしっかりしたハンドルがついているので、手で持ち歩く際にも良さそうです。
元の鞄と一緒に並べてみると確かに大きいですが、容量1.5倍という数字よりは小さく感じます。
内部構造
メインコンパートメントと3つのサブルームが用意されています。
メインコンパートメント
メインコンパートメントは一番大きな空間です。
クッション付きのPC用のスリーブもこちらに用意されています。
細かい仕切りはあまりついていないので、とにかく大物を詰め込むための空間ですね。
ちなみに中に見えるポケットですが、A4用紙は入りませんでした。せっかく横幅があるのでもうちょっと大きくしてクリアファイルごと入れられるサイズだったら良かったのにとちょっと思いました。
ケース入のiPad mini6 がちょうどいい感じに入りましたのでタブレットを入れるのには使えそうです。
奥行きは14cm程度ありました。奥行きが約1.5倍、高さが約1.18倍、奥行きが1.16倍なので、単純計算でメインコンパートメントの容量は2倍程度となっています。
サブ①
サブルームの1つ目は細かなポケットがいくつも付いた空間となっています。
マチも付いていて、結構ゆとりがある空間です。
筆記用具や充電器などを入れたガジェットポーチなどの中型のアイテムを入れるのに良さそうです。
ただし深さが結構あるのであまり詰め込むと取り出しにくくなりそうに見えます。
ちょっと気になるのはジッパーが他のギミックに干渉する点ですね。
サイドに荷物が少ないときに鞄を絞るためのベルトが付いていますが、シッパーを全開にしようとするとこちらに干渉します。
ただ、全開にしなくても普通に荷物は取り出せるのでさほど大きな問題ではない印象です。
サブ②
2つ目のサブルームは仕切りが何も付いていないただの空間です。
ただマチはついているのでそれなりの容量があります。
深さがあまりないため中身を取り出したり漁るのが容易なので、ぱっと使いたい小物類(除菌シートとか)を入れるにはちょうど良さそうです。
サブ③
最後のサブルームは一番外側についています。マチがないので容量も少なめです。
2番目のサブルームに一杯ものが入っているとおそらくものを入れられなくなります。
厚みのあるものは入れられないので薄めのノートやチケット/領収書類を入れたりでしょうか?
旅行中だと何かと役に立つのでジップロック本体を数枚入れておくとか、マスク・絆創膏などを入れておくなどそこそこ使い道はあるかと思います。
容量確認
実際にものを入れてみてどの程度入るか確認してみます。
今回用意したのは以下のアイテムです。2泊3日ぐらいの分量ですかね。
外観
結構パンパンですがしっかり全部収まってくれました。
メインコンパートメント
PC、キーボード、iPad、洋服を入れました。
上までみっちり詰まっていて中が見えませんが、半分くらいパーカーのスペースなのでこいつを取り出せばもっと色々と入りそうです。
そもそも2泊程度であれば替えのズボンも無くて良いので、何かとスペースは作れそうですね。
iPadとPCが取り出しにくくなってしまったのでその辺りは要検討ですね。
PCを外で使うことはあまり無いですが、iPadはしばしば使いたくなるのでみっちり荷物を入れるのであれば取り出しやすいサブルームに入れたほうが良いかもしれません。
サブ①
1つ目のサブルームにはガジェットポーチ、モバイルバッテリー、お薬を入れまし。
だいぶスペースに余裕がありますね。
ただ結構深いのでこれ以上ものを入れると底のアイテムが取りにくくなるのでそれを踏まえて入れる順序を考えたほうが良さそうです。
サブ②
2つ目のサブルームには使いたいときにすぐ取り出したいもの、という観点でトイレットペーパーと除菌シートを入れてみました。
どちらも想定通り取りやすかったです。
サイズによりますが追加で1アイテムくらいなら入れても問題ない印象です。
サブ③
3つ目のサブルームはマスクと絆創膏を入れておきました。
あまり使う機会はありませんが、あると安心感がありますね。
使用容量も程よいですしこのサブルームの使い方としては悪くないと思います。
実際に荷物を入れてみた感想
元々使っていた鞄に比べて見た目がそこまで変わらなかったのでちょっと心配でしたが明らかに多くものが入るようになって大変良かったです。
サブルームが結構縦に深いので荷物が取り出しにくいかもしれんと感じる点や、元々使っていた鞄と同様にPCスペースはメインコンパートメントと分けてほしかった点など細々した要望があるのは確かですが全体としては概ね満足です。
同じシリーズということでサブルームも上からガバっと空けられて中身が確認しやすくて最高です。
サイドについているドリンクホルダーについて言及しませんでしたが、バックパック内の使用量に左右されずにスペースの確保が可能(生地が伸縮する)なのでドリンク類はちゃんと保持できそうです。
その他、全体的に生地がしっかりしていて丈夫そうですし、ジッパー部分も頑丈そう、荷物を入れて背負ってみてもよく負荷が分散されていて疲れにくいなどなど、容量以外の部分も文句がありません。さすがコロンビア。
2泊3日程度の荷物も入ることが分かったので旅行用としては十分な性能かなと思います。
また、デザインも悪くないので日常生活にも使える良いバックパックだと思います。
まとめ
海外旅行用に新しく購入したバックパック(スターレンジ30LバックパックII)についてご紹介しました。
メインコンパートメント、サブルームとも口が大きく開いて中身が見やすく取りやすいのが個人的に一番のお気に入りポイントです。
ちなみに元々使っているバックパック(スターレンジスクエアバックパックII)ですが、容量問題がなければむしろこっちのほうが好きなのでこちらもおすすめです。
両方とも日常でも使えるデザインですし、みなさまも海外旅行と言わず通勤・通学用にでもご利用してみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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