みなさんこんにちは。ひやまんです。
もう夏も終わって秋の気配が近づいてきております。秋の夜長には読書をというのが定番ですがマンガもおすすめです。
というわけで昔読んでいたマンガから最近読んでるマンガまで、ひやまんのKindleに入っているマンガを一挙にご紹介します。
一部スピンオフ含むシリーズはまとめたりしていますが、基本的にジャンル分けとかはせずに、Kindleに登録されているタイトル順にご紹介します。みなさまのまんがライフの新しい発見につながれば幸いです。
ご紹介するマンガは一部を除きAmazonで電子書籍として購入可能なので、全巻購入しても場所を取らないのもいいですよね。
それでは行ってみましょう!
- 29歳独身中堅冒険者の日常
- 3×3EYES(サザンアイズ)
- BLAME!(ブラム!)
- DINER ダイナー
- GREEN WORLDZ(グリーンワールズ)
- HUNTER×HUNTER(ハンターxハンター)
- PEACE MAKER(ピースメーカー)
29歳独身中堅冒険者の日常
冒険者職業があるファンタジー世界の日常ものです。主人公は冒険者のハジメですが、実質は最初のダンジョンでハジメに助けられた女の子リルイの成長の物語です。
全体的にほんわかしているので、心穏やかに読むことができる作品です。ファンタジーの世界の”よつばと”という感じなので、よつばとが好きな人には合うと思います。
3×3EYES(サザンアイズ)
「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)」という三つ目の妖怪であるヒロインのパイが、ひょんなことから彼女と一心同体の不死人「无(ウー)」となってしまった藤井八雲と共に人間になるため冒険をする物語です。
第一話が1987年ということもあり、今読むと画風や内容が少し古く感じるかもしれませんが名作だけあって読みすすめるとやはり面白いです。中国~東南アジア系の妖怪や怪奇現象がふんだんに盛り込まれているので、そういうものが好きな人はたまらないと思います。
微エロ微グロなところがありますので苦手な方はご注意ください。
BLAME!(ブラム!)
あらすじとしては、遥か超未来に栄えた世界では都市が『超構造体』(要はとても大きな建物)に内包されて、それをシステムが完璧に管理していたがいつしかシステムが崩壊、人類は異物としてシステムから排斥されつつある世界。そこで主人公の霧亥(キリイ)は人類の復権のために『超構造体』の中を駆け回る...。
といった感じである。何を言っているかわからねえと言われそうだが俺も何を言っているのかわかってない。全部読んだけど正直良くわからない情報の海に溺れて溺死した感じです。
全体的に情報量が少ないので想像力を掻き立てられる作品ですね。作者の弐瓶勉は他にもシドニアの騎士など似た雰囲気の作品を出していますので、Sci-Fiミステリーの沼に溺れたい人にはおすすめです。
DINER ダイナー
漫然と生きてきた25歳の大場加奈子は、ある日、小銭欲しさから闇サイトのバイトへ足を踏み入れる。犯罪へと巻き込まれ、絶体絶命の窮地に陥った時、謎の男・ボンベロに、その身を買われ命拾いをする。だが、安堵したのも束の間、辿り着いたのは、殺し屋専用の会員制ダイナー(定食屋)だった。
主人公の女性をはじめ、コックのボンベロも客の犯罪者たちも誰一人まともな人間がおらず、常に綱渡りで一触即発な中レストランを運営していく様子がたまらなくハラハラします。出てくるご飯も美味しそう。
藤原竜也主演で映画化もされています。ハラハラドキドキしたい人にはおすすめです。
GREEN WORLDZ(グリーンワールズ)
20××年、東京。地球温暖化を食い止めるため、さらなる緑化運動が求められる時代。東京に住む少女・ユイに会いにきたアキラは、突然の停電で地下鉄内に閉じ込められてしまう……。ようやく地上に出たアキラが見たのは、巨大化した植物が人間達を襲う、想像を絶する光景だった……。
植物が化け物化して襲ってくる世界に謎のダンディがチェーンソー片手に助けに来てくれた、そんなファンタジーかつサスペンスな物語です。このダンディは誰なのか、なんでタイトルの最後はZなのか、あたりは最後まで読むと分かる仕様です。
ちょっと突飛なサイエンス・フィクションといった感じですので、設定の緩さも楽しめる心の広い方にはおすすめです。
HUNTER×HUNTER(ハンターxハンター)
父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?
もはや説明不要な名作ですね。ハンター試験編、天空闘技場編、ヨークシンシティ編、グリードアイランド編、キメラアント編、そして暗黒大陸編。どれをとっても少年の心をくすぐる作品です。出てくるキャラクターの念能力が発現されるときの緊張感がたまりません。
作者が長期間お休みしているため話がぜんぜん完結する気配が見えませんが、その待ち時間も含めて楽しむ作品ですね。全人類におすすめです。
PEACE MAKER(ピースメーカー)
一瞬の速さが生死を分ける“決闘(デュエル)”の世界に突如現れた謎の男、ホープ・エマーソン。父から受け継いだ“ピースメーカー”と驚異のドローテクニックを武器に、兄を探すための壮大な旅が、今始まった…!
スプリガンやARMSの作者である皆川亮二先生の作品です。アメリカ西部開拓時代をモチーフにしています。早打ちの描写がカッコいいですね。
個人的にはスプリガンやARMSの方を先に読んでほしいと思います。ARMSは読んだら絶対”力が欲しいか?”って周りに言いたくなること請け合いです。
スプリガン
ARMS
Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)
それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!
戦争そのものではなく戦後復興をテーマにしたユニークな作品です。勧善懲悪ではなく、色々と考えさせられる内容です。主人公の1人、無鉄砲だけど真っ直ぐなアリス・L・マルヴィン少尉や、もうひとりの主人公である優しい巨漢の復員兵ランデル・オーランド伍長など魅力的なキャラクターが登場します。
途中でPumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)の由来が明かされるのですが、個人的にはそこのシーンが一番好きです。
SHAMAN KING ~シャーマンキング~
シャーマンて知ってる!? この世とあの世を結んで、神・精霊・死者の霊なんかと交流する事が出来る不思議な能力を持った人らしい…!僕のクラスに来た転校生・麻倉葉は、実はそのシャーマンだったんだ!!!
シャーマンの葉(よう)がシャーマンの頂点であるシャーマンキングを目指すバトルマンガです。適度にギャグ要素も入っているので肩肘張らずに読めるのが良いですね。
いたこやコロボックル、キョンシーなど古今東西様々な幽霊・妖怪に関わるキャラクターが出てきますので、そのへんが好きなみなさまにもおすすめです。
天-天和通りの快男児
「理」によって麻雀を打っていた井川ひろゆきが、「理」以外のもので打つ天貴史と出会うことから物語は始まる。
主人公の天さんを中心に人情味あふれる麻雀漫画として始まるのですが、後半は東西ヤクザの代打ち同士で頂上決戦を行う麻雀勝負ものになっていきます。
天やその他にも様々な雀士が現れるが、中でもアカギはスピンオフ作品が生まれるなど、特徴あるキャラクター達が魅力的です。
カイジの福本先生の初期の作品ということで、ファンの方にはぜひ読んでもらいたい作品です。アカギの墓も出てきます。
アカギ-闇に降り立った天才
昭和33年、高度成長期真っ只中の時代。雨降りしきるある夜、とある雀荘でヤクザ相手に命がけの勝負を挑んでいた南郷は徐々に窮地に追い込まれていた。その時突然、ずぶぬれになった一人の少年が雀荘に入ってきた。少年にただならぬ気配を感じた南郷は、麻雀牌すら握ったことのない彼に代打ちをさせる。このときから伝説が始まった。少年の名は赤木しげる。のちに「神域の男」と呼ばれる男である。
というわけで、天で出てくる赤木しげるの少年~青年時代を描いたスピンオフ作品です。アカギの天才的な博才を堪能できます。麻雀を嗜む大学生あたりで誰しもが避けては通れない作品です。
前半も面白いですが、ぜひ鷲巣巌との勝負まで読んでもらいたいです。鷲巣様もキャラがなかなか魅力的で、他の作者ですがスピンオフ作品が発表されています。
アルスラーン戦記
国が燃えている…。世界はどれだけ広いのか? 強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。アルスラーンは初陣の時を迎える。パルス軍の強さは古今無双。この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた……。奈落へと落ちたアルスラーンの運命! 激動の英雄譚、開幕!!
田中芳樹先生の同名の原作を漫画化した作品です。ちなみにまだ完結していません(2021年9月現在)
国が滅ぼされかけたり、辺境の地に送り込まれたりと激動の人生を生きる主人公アルスラーンですが、彼の家臣たちとともにその苦難を乗り越えていく生き様に感動を覚えます。時代や場所の設定は古代アラビア風です。
アニメ化もされていまして、個人的にはそちらのほうが好きですね。藍井エイルさんの曲が流れるエンディングが大好きです。
あんどーなつ
和菓子。味・色・香り・形はもちろん、食感や菓銘にいたるまでデザインされた“五感で味わう芸術”。その世界に、一人の女の子が迷い込んだ……江戸和菓子職人物語!!
パティシエを目指して専門学校を卒業したばかりの安藤奈津(あんどう なつ)がヒョンなことから和菓子店に就職して和菓子を作っていく、というストーリーです。
職人の梅吉さんなど味のある登場人物と、優しい絵が魅力です。安心して読みすすめることができます。
イサック
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男! 遠く日本を離れ、ヨーロッパ大陸までやってきたイサックの目的とは!? 彼の壮絶な戦いが始まる!!
日本人のイサック(たぶん伊作)が親方の敵を追ってヨーロッパまでやって来て、傭兵火縄ガンナーとしてヨーロッパの戦争に巻き込まれていくというロマンあふれるストーリーです。イサックが強くてカッコいいです。
ちなみに中世ヨーロッパの戦争に傭兵として日本人が参加していたというのはあまり知られていないことですが史実のようです。イサックが戦なれしているのは戦国の世を生き抜いていたからかもしれませんね。
ヴィンランド・サガ
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!!
中世ヨーロッパのヴァイキングを題材にしたストーリーです。主人公のトルフィンはなぜか父親の仇であるアシェラッドの傭兵団に所属しています。話が進む毎にこのあたりの事情が見えてくるわけですが、ときが経つにつれて2人の関係が少しずつ変化していく感じがたまりません。
個人的にはアシェラッドが好きですね。最初は嫌な人物に見えますが、隠している事情が分かってくるにつれて仇役なのに嫌いになれません。
読めば読むほど味が出てくる作品だと思います。
オーバーロード
その日、一大ブームを起こしたゲームはサービス終了を迎えるはずだった。――しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。 なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい!? 骸骨の肉体を持つ最強の大魔法使い――モモンガの本当の伝説がここからはじまる!
異世界転生オレツエーーーー系のお話です。
主人公モモンガが他にもゲームに残っているプレイヤーを探すために、敢えて世界征服を試みるわけですが、その過程で垣間見える人間側のドラマが個人的には好きですね。
アニメ化もされていまして、マンガよりはアニメの方が断然面白いと思います。
オリエント
時は戦国時代――。突如飛来した「鬼神」により、日ノ本は一変。名だたる戦国大名は討ち死にし、「鬼神」が人間を支配する世界となった。「鬼神」が神と崇められるこの世界で、自由を求めて戦う武士団と呼ばれる集団がいた。
戦国版鬼退治?というお話です。鬼とか武士とか刀とか出てくるかと思いきやバイクも登場するなどなかなかカオスな作品です。MAGIの作者である大高忍先生の作品です。
かくしごと
ちょっと下品な漫画を描いてる、漫画家の後藤可久士先生は、一人娘の姫ちゃんが何にもまして、最優先。そんな親バカの後藤先生が、この世で1番恐れていることは、娘に仕事がばれること。
”隠し事”と”描く仕事”をかけたタイトルとなっている作品です。娘に自分の仕事をバラされたくない主人公があの手この手で隠蔽しようとする様がコミカルに描かれています。
多少下ネタアリのギャグ漫画なので、許容可能な人は是非お試しください。ラストはちょっと感動します。
かつて神だった獣たちへ
禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士“擬神兵”。戦乱の国を和平へと導いた彼らは“神”と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ“獣”と呼ばれている……。その擬神兵たちを殺すために旅を続ける“獣狩り”のハンク。そして、擬神兵だった父を彼に殺された少女、シャール。父が殺された意味を知るため、シャールは、ハンクと共に旅することを決意する!
主人公の1人である“獣狩り”のハンクは、実は“擬神兵”の軍団長で、暴走しているかつて部下だった者たちを止めるために殺す旅をしているというなかなか重いストーリーです。色々と考えさせられる内容ですが、もうひとりの主人公であるシャールとハンクがだんだんと理解し合う様子など見どころが多いです。
キングダム
時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
秦の始皇帝と、将来的に大将軍として始皇帝に仕える奴隷、信がどのようにして中華を統一していくかを描いた作品です。個性的な将軍キャラたちや、歴史に残る戦いを迫力ある絵で表現している点が魅力です。函谷関の戦いは最高でした。
2020年は函谷関を見に咸陽に旅行する予定でしたが...。コロナが憎い。
くまみこ
東北地方のとある山奥、中学生のまちは熊を奉る神社に巫女として仕えていました。ある日、まちは後見人(人?)であるクマのナツに「都会の学校に行きたい」と訴えた。やる気はあっても根気はない、世間知らずのまちに、心配性のナツは都会で生きていくために必要なあらゆる試練を与えていく。
世間知らずなマチとしゃべるクマのナツが繰り広げる日常系漫画です。ナツはクマなのにIT機器に強いですが、マチはSuicaの存在を知らないなど色々とシュールなギャップが面白いです。聖☆おにいさんに近いものがあるので、好きな方にはおすすめです。
ゴブリンスレイヤー
冒険者になったばかりの女神官は、初めての冒険で、弱小モンスター・ゴブリンの思わぬ脅威にさらされる。そこに現れたのは、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる、粗末な鎧を身にまとった男だった。
かなりエグい&グロいシーンが多用されている大人向けダークファンタジーです。苦手な方はご注意ください。同名の小説を漫画化した作品です。
主人公の「ゴブリンスレイヤー」はかつてゴブリンに自分の家族を殺されており、他のモンスターには目もくれずとにかくゴブリンを狩っていきます。その主人公の狂気じみた行動も魅力的ですが、ソロの彼にだんだんと仲間ができていく様子や、統率されていくゴブリンに何者かの陰謀が感じられるなどミステリー要素もあってなかなか面白いです。
グロイのOKであればおすすめです。
ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ
大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」原作小説4巻をコミカライズ!! 辺境の街で、ひたすらにゴブリンを殺し続ける男ゴブリンスレイヤー。彼に怯みつつも教えを請う新米戦士と見習聖女。酒場で食事させようと絡む獣人の少女。そして彼を待ち受けるゴブリンの巣…。彼と彼に纏わる者達の、冒険と殺戮と日常の物語――!!
前出のゴブリンスレイヤーのスピンオフ作品です多少マイルドなお話が多いですが、そこはやはりゴブリンスレイヤーなので苦手な人は見ないほうが良いだろう。
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 1巻
姉が姉でなくなってから三日が過ぎた。だから彼は動くことに決めた。ゴブリンの襲撃で、最愛の姉を、村を喪いながら生き延びた少年がいた。五年後、辺境の村の冒険者ギルドに訪れた少年は冒険者となる。そして、五年前、帰る村をなくした少女は、かつての幼なじみと出会った。最下級のクラス、白磁級となった少年は装備を調え、たった一人でゴブリンの巣食う洞窟へと向かう──。これは、彼が「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれるようになる物語。
こちらも前出のゴブリンスレイヤーのスピンオフ作品です。こちらは主人公の村が襲われてからゴブリンスレイヤーと呼ばれるまでのストーリーです。うまく行かなかった最初の頃から創意工夫でどう成長してきたかが描かれています。
ザ・ファブル
“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ! 野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。
主人公で殺し屋の佐藤が一般人として大阪で生きていくドタバタを描く作品です。時折関係してくる悪い奴らを倒していったりとハードボイルドな一面もあります。
佐藤と周りの人の常識とのギャップや、妹の酒癖の悪さが大変面白いです。84~86話で出てくるバーの話がすごい好き。
ちなみに岡田准一主演で映画化もされています。
ダンジョン飯
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
ダンジョンの奥にいる妹を助けに行くというストーリーですが、途中で出てくるモンスターを使ったご飯が美味しそうでたまりません。ドワーフのセンシがいい味出してます。
ご飯だけでなくストーリーもしっかりしていて、なぜダンジョンが存在するのか、どうやったら攻略できるのか、それぞれのキャラの背景や第三勢力のエルフの介入などとなかなか読み応えがあります。動く鎧の仕組みには感心しました。
ディエンビエンフー
二人はまだお互いを知らないーー
1965年ベトナム戦争。米軍兵士ヒカル・ミナミは、ベトコン最強の美少女ゲリラ兵士「お姫さま」に出会い、恋におちた!
ベトナム戦争を題材にした作品です。可愛い画風の割に結構エグいシーンがたくさん出てくるので苦手な方はご注意ください。
テシェキュルエデリム~ありがとう
1890年9月の夜半、オスマン・トルコの軍艦エルトゥールル号が、現在の和歌山県串本町で沈没。遭難した乗員たちの救出活動を、島民は懸命に行う。そして時が経ち、1985年冬、イランイラク戦争のさ中、イランの首都テヘランに取り残され、命を脅かされていた日本人たちがいた。人々の選択と決断、そして、「ありがとう」の連なり。
正直コレを読むまで日本とトルコにこんな関係があったことを知りませんでした。トルコに本当に感謝です。読んだらトルコに行きたくなります。
デストロ246
青年実業家の透野隆一は南米のマフィアから2人の美少女殺し屋を買い付ける。翠と藍と名付けられた彼女たちは透野の命令で、彼の妻子を殺した人間を狩ることに。だがその道行きで別の殺し屋女子たちと出会い、事態は思わぬ方向へ加速していくのだった…。
ヨルムンガンドの高橋慶太郎先生の作品です。多様なヤクザや殺し屋をJKやメイドがバンバン撃ち殺していきます。ちょっと後半分けわからなくなりますが、ハードボイルドな感じでとにかくスカッとするからOKという感じ。
ヨルムンガンド
両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人ココの私設軍隊に加わることとなった少年ヨナ。ココはある国の軍と武器の取引をしていたが、それを防ごうとする勢力に狙われる。しかし、ココに同行していたヨナが、自らが憎むその武器でそのピンチを乗り切ろうと応戦して…
武器を憎みながらも武器を使って生きていくという矛盾を抱えたヨナの生き様が色々と考えさせられます。後は単純にココの私設軍隊メンバーがカッコいいです。レームとかマオとか渋いおっさんがいい。それぞれのメンバーの背景に絡んだエピソードも出てきて作品の深みを感じます。
アニメ化もされているので、そちらから見るのが良いかもしれません。オープニングソングがカッコいいです。
ドリフターズ
A.D.1600天下分け目の関ヶ原・・・敵陣突破の撤退戦”島津の退き口””捨てがまり”で敵将の首を狙うは島津豊久!生死の狭間で開いた異世界への扉・・・
異世界転生モノとはちょっと違いますが、歴史上の英雄がバンバン出てきて戦争を繰り広げるファンタジーです。那須与一や織田信長なんかも出てきます。
なんだか異世界から新しい考えを持ってる奴ら連れてきてイノベーション起こそうぜ的なことがあるようですが、そんなことよりもそれぞれがぶっ飛んでてて勢いがスゴイです。個人的にバトル漫画としてはかなり面白い方ではないかなと思います。早く続きが読みたい。
ハーン ‐草と鉄と羊‐
蝦夷地に住んでいた源義経は、兄・頼朝から追われていた。船に乗り込んで逃げようとしたが、その船は難破、着いた先はだだっ広い大陸。彼は復讐に囚われた人生を捨て、新たに生きることを決意した。裸一貫! 土地、人種、しがらみ。義経はすべてを飛び越え、曲者だらけのユーラシア大陸を駆け廻る! そして人類史最大の支配者になることができるのか!?
チンギス・ハーンは実は日本人でした!というロマンあふれる作品です。あの頃の時代考証とか細かいことにツッコミを入れずに広い心で読める方にはおすすめです。
バイナリ畑でつかまえて
ストリートビューに映り込む淡い記憶。レコメンドエンジンがほのめかす人の情。古い携帯にしみこんだ後悔。果ては、故人の人格が染み付いた人工知能とのすったもんだまで……。情報の海に人知れず降り積もる、どこかのだれかの物語を22編収録。
一話あたり2~3ページの短編がまとまった作品です。どれも大した話ではないんですが、なんだかジーンと心に来るタイプのやつで、たまに読み返したくなります。Program3が結構好き。
バキ道(全5作品)
角力(相撲)の「祖」であり日本最古の公式試合の勝者である野見宿禰。その「宿禰」の称号を継ぐ者が現世にいることを知らされる刃牙。脆くて壊れやすい炭素の塊をこの世で一番硬い物質であるダイヤモンドに変える超絶握力を持つ男が…、日本最古にして最強の「相撲」の神が…、バキの前に立ちはだかる。
刃牙シリーズの最新作(2021年9月時点)です。刃牙シリーズはグラップラー刃牙から始まり、バキ、範馬刃牙ときて刃牙道とこのバキ道で、累計8500万部、連載30年、5シリーズ続く人気作品です。
元々は地下闘技場チャンピオンである範馬刃牙17歳が地上最強の生物と呼ばれる父親、範馬勇次郎を倒すことを目指していくストーリーです。雰囲気は真面目な格闘マンガですが、実在の格闘家の名前をもじったキャラクターが出てきたり、塩漬けにされた原始人が復活したり、強化ガラスを顔で押し破ったり、毒が裏返ったりと個人的にはギャグ漫画だと思っています。
登場人物は癖のある人物ばかりで面白いです。”私は一向に構わん”の名言を残した烈海王がお気に入りです。最近別の作者ですが異世界転生していて笑いました。
親子喧嘩自体は範馬刃牙で一応の決着がついていて、以降は刃牙とその周辺が世界最強を目指す物語となっていっています。少年漫画好きにはおすすめです。
グラップラー刃牙
バキ
範馬刃牙
刃牙道
バキ道
パリピ孔明
五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか--!!
ぶっ飛んだ設定ですが、歌手を目指す月見英子を軍師として支えていく手腕や、英子とその周囲の人間関係、特に母親との難しい関係を解きほぐしていくなどドラマが有って予想以上に面白かった作品です。
基本はシュールなギャグ漫画なんで聖☆おにいさんに近いですね。聖☆おにいさん好きなら読んでみてもいいかと思います。
ふたりソロキャンプ
オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を愛している―――。…な俺が! ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに!
ベタですが、孤独が好きだが面倒見が良い主人公がしかたなく小娘の手助けをして仲良くなっていくという作品です。
キャンプの知識も徐々に入ってくるので読んでるとキャンプに行きたくなります。キャンプ者としてはゆるキャンとどっちがいいか、という感じですね。
フルアヘッド!ココ
誰もが海賊に憧れた時代……港町イノガスイーダに暮らす孤児・ココの前に現れたのは「クレイジー」と呼ばれるキャプテンバーツだった!! 今、未知なる海へ「いざ、フルアヘッド!!」
連載開始が1997年なので少し絵や構成が古臭く感じますが、未知への挑戦や強敵との戦いなど少年心をくすぐる作品です。バーツが強くてカッコいい。
最初の方はギャグ漫画っぽくて退屈かもしれませんが、中盤から盛り上がってくるタイプ。そこからは最後まで一直線なのでできれば頑張って序盤を乗り越えて読んでほしい作品です。
ベルセルク
巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!!
特に作品の初期はかなりグロい作品ですが、最高峰のダークファンタジーと評してもいいと思います。
個人的にはスゴイ好きな作品で、ぜひオススメしたいのですが、実は作者が亡くなっており未完の作品です。なのでまだ読んでいないのであれば手をつけないほうが良いかもしれません。
鷹の団やグリフィスとの関係、エンジョイ&エキサイティング、モズグス様など見どころはたくさんあるんです。
キャスカが本当の意味で戻って来てこれからというところだったので非常に残念です。
ママはテンパリスト
革命的面白さの、新世代育児エッセイ! 漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!! 息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!
子育てエッセイ漫画ですね。ほのぴになんか元気の出るマンガない?ってきいたら
ママはテンパリスト良いっすよ
と教えてもらった作品です。読んでみるとごっちゃんの動きが面白くて笑えます。青山の青鬼のエピソードが好き。
メイドインアビス
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
誰も到達したことのない穴(アビス)の底を目指して進んでいく作品なのですが、穴には謎の呪いがかけられていたり、凶暴な原生生物やアビスの底に到達するためにはどんなことでもやる探窟家が出てきたりと謎が一杯で読んでいてワクワクする作品です。
ただ、絵の可愛さからは想像できない位エグい内容(普通に人が死にます)が出てくるので苦手な人は注意したほうが良いですね。ナナチが出てくるあたりから面白さが加速していきます。
純潔のマリア
百年戦争中の中世ヨーロッパ。教会と戦争が人を支配していた時代に、聖女の名を持つ魔女がいた。夢魔をひきつれ時に戦場に現れては強力な魔法で両軍をたたきつぶす最強の魔女・マリア!!……でも実は処女。恋を夢見るお年頃。マリアの暴れっぷりは天上の教会の目にもとまり、ついに大天使ミカエルまでもが地上に降臨する事態に!!
中世ヨーロッパに魔女がいたという設定のファンタジーな作品です。主人公のマリアは自分の正義に基づいて戦争に介入していくのですが、それが本当に正しいのかと葛藤して成長していく物語様子に応援したくなります。アニメ化もされています。
もやしもん
菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。
もやし屋の息子が先輩たちとともに農業大学で日本酒や味噌、ワイン、口噛み酒などを作っていくなかで成長していく物語です。
お酒づくりだけではなくて食に対する考え方の話や、人生に迷っている若者の葛藤などがあったりと物語以外にも楽しむ要素があるのでおすすめです。フランスのワイナリーに行く回もあるのでワイン好きなんかはうんちくが増えるのでいいかもしれません。デフォルメされた菌類が可愛いです。
やれたかも委員会
もしもあの時、勇気を出していたら…
そんな誰もが心に秘めている忘れられない夜を犠星塾塾長 能島明、ミュージシャン パラディソ、そして財団法人ミックステープ代表 月満子が判定します。
「やれたかもしれない夜は人生の宝です。」
タイトルのとおりです。様々なシチュエーションであのときやれたかも、を判定していきます。コンセプト勝負のマンガですが読んでみると自分だったらどう考えるんだろうかと思いながら読んでしまってちょっと切なくなったりします。
最後にやれたかどうか判定がされるんですが、男性審査員はほとんどYesに対して女性審査員がほとんどNoなあたりが現実を反映しているようでやっぱり切なくなります。
ライドンキング
武術・格闘技の達人であり、強い男を尊ぶプルジア国民から絶大な支持を受けている男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。ある日、愛虎アスランにまたがり政務に向かう途中、テロリストの襲撃を受ける。テロリストは難なく返り討ちにした大統領だったが、この襲撃で起きたあることをきっかけに気を失ってしまう。目覚めた大統領の目の前に広がる光景、それは人間とモンスターが共生する異世界だった!
異世界トラベルものです。タイトルだけ見て、ファンタジー系の戦争ものかな?と思って読みはじめて最初から違和感がアリましたが12ページで”いや、そうはならんやろ!”という衝撃を受けてそこからハマってしまった作品で、個人的にはココ最近で一番オススメの一本です。シュールな笑いがお好みな方はぜひ。
レベルE
宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子…人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは…熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに…不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策!
冨樫義博先生の作品で、幽☆遊☆白書とHUNTER×HUNTERの間に創られた傑作です。いつ読んでも面白い。好きなもの描いているんだなあという感じが伝わって来ます。個人的にはカラーレンジャーが気楽に読めて面白いですし、食人鬼編も色々考えさせられて好きです。
上下巻の2冊だけなので、気軽に読めるためまずは読んでみることをおすすめします。絶対面白い。
ワンパンマン
一撃必殺! 強くなりすぎて、どんな凶悪な怪人もワンパンチで倒してしまうヒーロー“サイタマ”。平熱系最強ヒーローの伝説開幕!!
ヒーロー物のバトル漫画&ギャグ漫画が混じった感じの作品です。イキった怪人が軽々とサイタマにやられていくさまは北斗の拳を彷彿とさせます。
簡単に敵を倒してしまうのであっさりしているのかと思いきやなかなかアツい展開もあったりと、少年心をくすぐってくるので熱いバトルものを求めている方にはおすすめです。絵もシンプルで読みやすいです。弱くても頑張ってる無免ライダーを応援したくなります。
亜人
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?
死なない生物が主題なので、かなりエグい表現が多様されています。が、その分常に緊迫感があって読んでいて引き込まれる作品です。
最終的に帽子の亜人、佐藤と戦うことになるのですが、こいつがかなりブッ飛んでて次に何をやらかすのか、どうやって攻略するのか、ハラハラさせられます。ハラハラドキドキしたい人にはおすすめです。
宇宙兄弟
2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる!本格兄弟宇宙漫画発進! 幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる!
アニメにも映画にもなっている有名な作品ですね。主人公六太のサクセスストーリーではあるのですが、それ以上に周囲の登場人物がそれぞれ強い信念を持っていて、宇宙飛行士はそういう人の想いも一緒に宇宙へ行くんだなというアツさが伝わってくるのがポイントかと思います。
最近疲れてやる気が出ない人、人生に迷っている人なんかにおすすめですね。自分も何かを成し遂げたくなります。
嘘喰い
遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
主人公、斑目貘が様々なギャンブル勝負を行っていき、最終的にギャンブルを取り仕切る集団、クラブ賭郎の頭領に挑戦するという作品です。序盤と終盤でだいぶ絵のタッチが変わってきます。
一応ちゃんとしたギャンブルマンガなんですがどちらかというとバトルマンガに近いかもしれません。人間離れしたクラブ賭郎の立会人達の動きを楽しめる方にはおすすめです。4巻あたりで行われる佐田国とのババ抜き対決はなかなかハラハラして面白いです。
海皇紀
陸に領土を持たぬ海の一族、その守護神”影船”を操る謎の男ファン・ガンマ・ビゼンの正体とは!?
交易で栄える海の一族である、ファン・ガンマ・ビゼンの闘いを描く海洋冒険活劇です。冒険の舞台は現代からずっと未来の、文明が衰退したかのような設定になっていて、西方の大国ロナルディアとの対決、一族内での争い、政略結婚、魔道士アナハラムとの決戦を通し、ファンが一族の長へとなる過程が描かれています。
大陸での戦争とか、古代兵器との戦い、カガクを求める旅など壮大なストーリーと個性的なキャラクター達が魅力です。トゥバン・サノオが強いんだ。冒険したい人は一回読んで見ることをおすすめします。
岸辺露伴は動かない
杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。好奇心に溢れ、リアリティを追求する彼が、さまざまな取材先で体験した恐怖のエピソードとは…!?
人気漫画ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場する漫画家、岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ作品です。
様々な事件に巻き込まれるのですが、岸辺露伴らしく不屈に、傲慢に解決していく過程が魅力的ですね。高橋一生が岸辺露伴役でドラマ化もされています。めちゃめちゃ役が合っているのでこちらも見てほしいです。
銀と金
裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?
「カイジ」「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つですね。アングラな登場人物たちが様々なギャンブルで鐘を荒稼ぎする、裏社会を舞台にした作品です。
基本的に登場人物はだいたいいい感じに狂っていて、誠京麻雀編の”地下でわしは人を飼っておる”に始まり様々な名言も魅力的です。
銀河英雄伝説
遠く、遠く、遥かなる未来――“常勝の天才”と“不敗の魔術師”と称される二人の英雄、ラインハルト・フォン・ミューゼルとヤン・ウェンリーがこの世に生を受ける。時代の波濤に煌めく二つの灯火が銀河を翔け、人類の命運を動かす――。悠久の戦乱に終止符を打つべく現れた、二つの巨星の運命を描くSF英雄譚!!
田中芳樹先生の同名の小説を、封神演義の藤崎竜が漫画化した作品です。銀河英雄伝説自体、複数回アニメ化されているとても有名な作品ですが、それを藤崎竜が現代風の絵で描きあげていて大変読みやすくなっています。
ラインハルト、キルヒアイス、ロイエンタール、ラング等、個人的には帝国側の登場人物に魅力的な人間が多くて好きですね。
このマンガ、およびアニメも良いのですが、可能なら小説版も読んでいただきたい作品です。
封神演義
紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける! 殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?
古代中国を舞台にしたバトルマンガです。殷の終焉と周の勃興を背景に、様々な宝貝(パオペエ)を使って仙人と妖怪が戦っていくのですが、新しいパオペエが出てくるたびに毎回どんな能力があるのかワクワクします。個人的には普賢真人の太極符印が欲しいです。
空挺ドラゴンズ
龍を追って、世界の空を往く捕龍船『クィン・ザザ号』。大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題。でも、失敗したらもちろんお陀仏。空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険の旅&世界グルメ紀行!
龍(おろち)が空を飛ぶファンタジーな世界の冒険物語です。主人公たちは龍を捕る捕龍船に乗って西へ東へ旅をしていくのですが、そのさなかで様々な街や人への出会いがあるのが魅力的です。また、ところどころ出てくる龍を使った料理も美味しそうで食べたくなります。
最近だと主人公格の1人であるヴァニーの今後が気になる展開になってきています。
まんがで読破シリーズ(9作品)
名作をマンガにして読みやすくしてくれたシリーズです。古典がメインなんで特に解説はせず。
沢山あるので一気に載せます。
資本論
破戒
失われた時を求めて
神曲
罪と罰
君主論
カーマ・スートラ
死に至る病
武士道
史記
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。
中国史好きは皆さん読んでいると思いますが、史記の項羽と劉邦です。名作を残してくれた司馬遷にはマジ感謝。個人的には項羽のほうが好きです。
終電ちゃん
がんばってる人々を、今日も熱心に送り届ける「終電ちゃん」。「お前たち、明日はもっと早い電車で帰るって約束しな!」。終電には、日々を生きる乗客のドラマがある。中央線の高尾行きの終電は、午前1時37分に終点・高尾に到着する。これは全国の鉄道で最も遅い。疲れてて眠いのに、彼女に会えて、なんだかうれしい――。不思議な高揚感と一体感のある、終電物語開幕!!
終電のときだけ現れる妖精?と終電に乗ってくる人達のドラマを描いた作品です。最後まで送り届けるという使命感を持った終電ちゃんがカッコいいですし、乗客のエピソードが切なかったり、暖かかったりとほんのり泣かせに来ます。新刊出たらノータイムで買うやつです。
少女終末旅行
文明が崩壊した終末世界。ふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って広大な廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事と燃料を求めて移動を続ける、夢も希望もない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だとどこか楽しそう。一杯のスープを大事に飲んだり、まだ使える機械をいじってみたり……
よく考えたらマジで絶望的な世界を2人だけで旅していく物語です。でも2人が陽気なんで絶望感があんまり感じられずリラックスして読むことができます。
同じようにさまよっている人にごくたまに出会う以外はずっと廃墟。墓地にたどり着いたり、文明が残っていた頃の記録に触れたり、と時々センチメンタルなストーリーなので、少し心を落ち着かせたいときに読むと良いかもしれません。アニメ化もしています。
食糧人類-Starving Anonymous-
ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。ここは一体どこなのか? この地獄から、脱出する術はあるのか?
人類は実は得体のしれない生物に飼われていた...。という設定のサスペンスホラー作品です。真実が段々明かされていくのは面白いですが、結構内容がエグいので苦手な人は避けたほうが良いかと思います。
2001夜物語
大宇宙に繰り広げられる数々の脅威のドラマ…時空を超えた人間と宇宙の物語を精緻に描出したスペースコミックの決定版。
内容としては人類が宇宙へ飛び出していき、そこで待ち受ける数々の苦難を乗り越えていくというストーリーになっています。1984年の作品なので絵柄が古臭く感じますが、遠くない未来の世界で人類が宇宙で活躍している様子を想像することができる壮大な物語であり、挑戦する人類の素晴らしさに思いを馳せることができます。
進撃の巨人
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。
説明不要の大人気漫画ですね。巨人への恐怖や徐々に明かされていく秘密をワクワクしながら読みすすめることができます。完結しましたが後半は展開が怒涛過ぎて何回か読み返さないと頭が追いつきませんでした。
作品の性質上人が簡単に大量に死ぬのでそういうのが苦手な方はご注意ください。
聖☆おにいさん
目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。“笑い”でも世界を救う! 聖人in立川。ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。
ブッダとイエスの2人がいたって真面目なのに読者からは面白く見えるという個人的にはかなり新しいジャンルのシュールギャグ漫画です。仏教とキリスト教のエピソードに沿った話が出てくるので、知識があれば面白いし、無くても勉強になるという、読んだら絶対に損しない作品ですので、全人類におすすめです。
ちなみに大英博物館に展示されたこともある作品です。世界が注目しています。
雪女と蟹を食う
金も行き場もない男・北は、自殺を図るが、どうしてもあと一歩が踏み出せずにいた。ある日、テレビのグルメ番組を観て、「人生最後の日は北海道で蟹を食べたい」と思い立ち、強盗を決意する。高級住宅に押し入り、人妻に金を要求するが、彼女の行動は、全く予期せぬものだった――。
紹介文にある人妻と何故かカニを食べに行くというミステリーな作品です。この人妻の裏に何か隠されていそうな感じがして気になって読み進めちゃう感じです。
地底旅行
さあ、行こう、地球の中心へ! 東京ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」の原作としても名高い、ジュール・ヴェルヌの歴史的名作冒険ロマンを、真っ向から本格コミカライズ!
紹介文の通りでジュール・ヴェルヌの作品をマンガにした作品です。マンガにすると少し盛り上がりに欠ける感じはありますね。映画版のセンター・オブ・ジ・アースを見たほうが楽しいかもしれません。
転生したらスライムだった件
WEBで記録的なPVを集めた異世界転生モノの名作を、原作者完全監修でコミカライズ!
異世界転生したらスライムだったけどオレツエーーーーー!な作品です。
最初は1人だったけど、段々と仲間が増えていき、ついには国を作って、というストーリーなのですが、バトル漫画要素もありますし、同じく地球から転生してきた人を探したり、魔王になったりと色々と刺激があって面白い作品だと思います。登場人物がそれぞれ魅力的です。ゴブ太の出世ぶりは異常。
元々はウェブ小説で、アニメ化もされています。
賭ケグルイ
名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。
作中に出てくる独特なギャンブルそのものも面白いのですが、それに付随する駆け引きや智謀智略、それぞれのキャラクターが大変魅力的です。主人公の蛇喰夢子はギャンブルのためなら何でも投げ捨てる覚悟があり、頭のネジが2~3本外れている感じにかなり興奮します。個人的には動きと音声のあるアニメ版の方が狂いっぷりが伝わってくるので好きです。
賭ケグルイ双
百花王学園に夢子はいない。夢子が学園に転校してくる一年前。ごく普通の少女・早乙女芽亜里は編入試験に合格し百花王学園に入学する。しかし彼女を待ち受けるのは学園の狂った掟、賭博の洗礼だった。これは賭ケグルイ前史、もう一人の「異邦人」の物語。
本編でも出てくる早乙女芽亜里のスピンオフ作品です。蛇喰夢子ほどではないですが、ギャンブルとそのやり取りのクオリティは決して低くはないのでコレはコレで楽しめます。
賭ケグルイ妄
隻眼眼帯の少女・生志摩妄。彼女が求めるもの、それは目が眩むほどのリスク。退屈な日常を否定し、突き刺すような痛みを欲して今日も独り、この狂った学園を這い回る――。正気じゃない。まともじゃない。これは飢え渇く独りの女の賭博譚。
賭ケグルイ本編に出てくる一番ヤベーやつのスピンオフ作品です。こっちはギャンブル云々よりも狂いっぷりを楽しむ作品ですね。狂人が見たい人におすすめです。
賭博黙示録 カイジ(5作品)
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。
基本的に人間のクズみたいな人達しか出てきませんが、ギャンブルの内容やその心理戦が面白い作品です。主人公のカイジは自堕落な人間なのですが心根のどこかはクズになりきれない人間臭いキャラなのでなかなか愛らしいです。藤原竜也主演で映画化もされていますし、アニメ化もされています。
カイジの借金元である帝愛グループもNo.2の利根川をはじめ、兵藤会長や地下帝国の班長大槻などなかなか濃いキャラが揃ってますしそれに比例して”金は命より重い”などいろんな名言も飛び出してきます。ギャンブル好きな方とぶっ飛んだキャラを愛でたい方におすすめです。
ちなみにカイジは最初から最後まで話は繋がていますがギャンブルの区切りなどでタイトルが変わるタイプの作品です。それぞれについても以下に載せておきます。「賭博黙示録カイジ」はエスポワールでの限定ジャンケン~鉄骨渡りが収録されています。
賭博破戒録カイジ
地下チンチロ~沼 編です。
ゴネ得!ゴネ得!
賭博堕天録カイジ
17歩 編です。
カカカッ........!コココ........!ククク........
賭博堕天録カイジ 和也編
友情確認ゲーム「救出」 編です。
すがるな!頼るな!求めるな!誰かのせいにするなっ!自分で決めろっ!自分の運命!命だろうが!!
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
賭博堕天録カイジ 24億脱出編
1日外出録ハンチョウ
地の獄…! 底の底…! 帝愛地下労働施設…! 劣悪な環境である地下にいながら「1日外出券」を使い、地上で贅の限りを尽くす男がいた…! その名は大槻…! E班・班長にして、1日を楽しみ尽くす匠…! 飲んで食って大満喫…! のたり楽しむ大槻を描く、飯テロ・スピンオフ第1巻‥!
賭博破戒録カイジの地下チンチロ編に出てくるE班班長が、カイジに出会う前にどのように地下労働施設にいるクズどもから金(ペリカ)を巻き上げて贅沢していたかを描く作品です。ギャンブルは全然なくて、どちらかというとほのぼの日常系です。
本編のオマージュもふんだんにあるので、事前にカイジの地下チンチロ編を読んだ方におすすめです。
中間管理録トネガワ
帝愛グループ会長・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の命で、債務者たちによる「死のゲーム」の企画を任された幹部・利根川幸雄(とねがわ・ゆきお)!! 早速、企画会議を開く利根川を待っていたのは、受難…!! 煩悶…!! そして絶望…!! 会長と黒服の間で苦悩する利根川を描く、悪魔的スピンオフ、始動……!!
賭博黙示録 カイジの限定ジャンケン、鉄骨渡りに出てくる帝愛グループNo.2である利根川の通常業務を描いた作品です。やっぱり利根川は有能だったんだなということが分かる反面、会長の相手は大変だなという苦労が伝わってきます。
こちらもギャンブル要素は一切ありませんが、本編のオマージュもふんだんにありますので事前にカイジ本編を読んでからの方がおすすめです。アニメ化もされています。
上京生活録イチジョウ
東京都‥‥板橋区大山‥‥!帝愛裏カジノ店長にして、悪魔的パチンコ台「沼」を作った麒麟児・一条聖也。後に、宿敵・伊藤カイジと死闘を繰り広げることになる一条にも、未だ燻り何者にもなれぬ青年時代があった‥‥!若者の夢‥希望‥絶望‥その全てを呑み込んできた“沼”‥‥「東京」を舞台にした、フリーター・一条と後輩・村上による1K6畳住まい、野望と困窮の上京物語‥‥!
賭博破戒録カイジの沼編に出てくる裏カジノ店長一条の上京したての頃を描いた作品です。昔から意識高い系だったんだなという感じで微笑ましく読めます。
こちらもギャンブル要素は一切ありませんが、本編のオマージュもふんだんにありますので事前にカイジ本編を読んでからの方がおすすめです。
賭博覇王伝 零
「王が必要なんじゃ。強力な王が……!!」。「王への試験」という命がけのギャンブルに挑んでいく秀才少年・宇海零(うかい・ぜろ)の活躍を描いたギャンブルコミック。振り込め詐欺の被害者を救済する“義賊騒動”を巻き起こした零とその仲間は、日本一の資産家・在全無量(ざいぜん・むりょう)に、「王への試験」の参加を認められる。しかし零を待ち受けていたのは、死と隣り合わせの究極のギャンブルばかりだった!!
天、カイジ、アカギの作者である福本先生の作品です。ゼロが知的でカッコいい点もこの作品の魅力ですが、どちらかというと独特なギャンブルの種類とぶっ飛んでるギャンブル相手のキャラクターを楽しむ作品かと思います。
カイジが好きな方はこちらも試してみていいと思います。
奴隷遊戯
平凡な高校生・カイのもとに、ある時謎のアプリの招待メッセージが届く。そのアプリ『SLAVE GO』で写真を撮られた人間が次々と行方不明になり…!? 不徳で残虐なゲームが始まる…!
幼馴染が捕まったので、アプリで捕まえた奴隷たちとともに幼馴染を助けに行く、という作品です。
それなりに面白かったように思いますが、個人的に絵が気に入らなくてあまり話が頭に入ってこな飼ったです...。
奴隷区とか好きな人には合うかなと思います。
日常
妄想がふくらみがちな夢見る女子高生・ゆっこの回りにはロボやらヤギやら謎なものがいっぱい。今日も微妙にシュールな日常が始まります。
シュールなギャグ漫画な作品です。博士とナノが可愛いです。シンプルに面白いからとにかく一度読んでもらいたい。
アニメ化もしています。こっちの方が動きがあって個人的には好きです。
CITY
一文無しの大学生・南雲の行くところ必ず何かが起こる。普通のCITYに住むちょっと普通じゃない人々。彼女が走ればCITYは回る、皆が繋がる。あらゐけいいちワールド全開のガールズ・ラン・コメディ開幕!
日常のあらゐけいいち先生の作品です。個人的には日常の方が好きですね。
波よ聞いてくれ
舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
カレー屋店員を首になった主人公がラジオDJとして生きていくという作品です。作品のストーリーもいいですが、どちらかというと主人公のキャラクターが面白いですね。自省したりセルフツッコミしたりと見ていて飽きません。
アニメ化もされています。
無限の住人
父を殺し、母を攫(さら)った剣客集団『逸刀流(いっとうりゅう)』に復讐を誓う少女・浅野 凜(あさのりん)は、「百人斬り」の異名を持ち、己の身体に血仙蟲(けっせんちゅう)という虫を寄生させることで不死の肉体を持った剣士・万次(まんじ)を用心棒として雇い、逸刀流の統主である宿敵・天津影久(あのつかげひさ)を追う旅を始める――。
江戸時代を舞台にした敵討ちのお話です。主人公が死なない体なんですが、結構バサバサ切られまくるのでそういうのが苦手な方は気をつけたほうが良いです。
敵対している逸刀流の面々が独特すぎる&軽妙な掛け合いが随所に散りばめられているの殺伐としつつもちょっと笑えるところがあるのも魅力です。
彼岸島
吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最後、再び生きて還ることはない……。大学に合格したばかりの宮本明(みやもと・あきら)の兄は、2年前に行方不明となっていた。実は彼は彼岸島へ連れ去られ、現在一人で身を隠し生活していたのだ。そんなある日、明の前に現れた謎の美女。彼女は行方不明の兄の免許証を持っていた。それは恐るべき島への誘い。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がる――。戦慄(せんりつ)の吸血鬼サバイバルホラー!!
一部界隈では”丸太は持ったか?”で有名な作品ですね。かなりエグい表現が多いので苦手な方はご注意ください。
不滅のあなたへ
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。
主人公のフシが成長していく様子が面白いのもありますが、それ以上にフシの周りの人々との出会いと別れが魅力的な作品です。途中から敵対勢力が現れたりとミステリー感もあります。
服を着るならこんなふうに
オシャレに必要なものはお金?センス?そんなものは必要ありません!大切なのはコーディネイト理論を理解することだけ。それを紹介する史上初のメンズカジュアルファッションコミックが登場!全男子必読!!
服の選び方とか合わせ方を具体例付きでマンガで解説してくれる作品です。全男子必読です。
魔人探偵脳噛ネウロ
女子高生・桂木弥子の父親が殺された。密室の惨殺事件。謎に満ちた事件は弥子の日常を混乱へ…。一向に捜査が進展しない中、悲しみにくれる弥子の前に脳噛ネウロと名乗る男が現れた。彼は言う。究極の『謎』を解きたいと…!!
謎解き探偵ものです。凶悪な犯罪をコミカルに描いくあたりがひとつの魅力ではありますし、主人公の弥子のバックグラウンドや刑事たちの過去、それらと最後に出てくる凶悪な敵との関係が絡み合って最高潮なラストを迎えていくあたりも続々します。
少年漫画なんそこまでではないですが、エグいシーンもあるので苦手な人はお気をつけください。
作者の松井先生は暗殺教室の作者でもあります。
漫画 バビロン大富豪の教え
世界的ベストセラー、100年読み継がれるお金の名著「バビロンいちの大金持ち(The Richest Man In Babyron)」が、有名少年誌受賞者の圧倒的画力で漫画化!
どうしたらお金持ちになれるかについてのお話を漫画で解説してくれる作品です。みなさんもとりあえず収入の10%を貯金するところから始めてみてはいかがでしょうか。
目玉焼きの黄身 いつつぶす?
勇午
交渉とは言葉を武器にした戦いである――。世界一の交渉成功率を誇る交渉人(ネゴシエイター)・別府勇午(べっぷゆうご)のもとに現れた涙を浮かべた若い女性・岩瀬繭子(いわせまゆこ)。「どうか、お願いです……父を……たすけてください」1人の日本人サラリーマンが反政府ゲリラ集団に誘拐され、多額の身代金が要求される事件が起きていた。勇午は繭子の思いとともに単身パキスタンへ向かう。ダコイットとパキスタン政府軍の思惑が絡む灼熱の大地で、勇午の交渉(ネゴシエーション)は成功するのか!?
ネゴシエーターを題材にした作品です。初出が1994年なので絵柄が古く感じますが、内容はとても面白いです。交渉をする相手を深く知るために主人公の勇午が様々な場所へ行き様々な体験をしていきます。常に命の危険にさらされている感じで読んでる間の緊張感がスゴイ。
作品によって中東、香港、インド、アメリカ、ベトナムなど様々な国を渡り歩きますし、その国の情勢や政治的思想なんかも紹介されていくので、交渉人版ゴルゴ13という感じです。マニアックですが非常に勉強にもなります。
インドシナ編では「人は二度死ぬ」などの名言も出てきますね。ぜひそこまで読んでもらいたいです。そこまで読んだら最後まで読むはず。それくらい面白い作品です。
惡の華
ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!!バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?
思春期の性欲がこじれてエラいことになるマンガです。少なくとも前半はあまりエロくはないです。変態ではあります。
アニメ化されているのですが、作画がちょっとひどくてそっちの印象が強いですかね。。。
罠ガール
とある田舎町で暮らす女子高生の朝比奈千代丸。家が農家である彼女は、畑を荒らす野生動物を捕獲するため18歳にして「わな猟免許」を所持している。農作物を守るため、千代丸さんは今日もクールに害獣捕獲……。
罠というと派手なトラバサミみたいなものを想像しますが、以外に地味なんだなとかそういう使い方するんだとか色々と発見があるマンガです。作者が農家ということでリアリティがあります。
単純に読んで面白いですし、害獣についての知識もつくので農家と動物に興味のある方におすすめです。
聲の形
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。
身体的な障害があると小学生はこんな感じになるよなあ、というところから始まり、大人になって考えが変わっていく様子や、主人公格2人の関係が徐々に変わっていくあたりとかが見どころかなと思います。なんか色々と考えさせられます。面白いのでとりあえず読んでみてください。
アニメ化もされています。
まとめ
ひやまんのKindleに入っているマンガについてご紹介しました。いや~疲れた。思ったより沢山入ってた。
多少少年漫画に寄っているとは思いますが、いろんなジャンルが入っているのでみなさんにとっても何か新しい発見が有ったんじゃないかなと思います。
他にもKindleには入ってないですが紙媒体で読んだやつとかもあるのでそのうちご紹介できるといいですね。
全部読んだことある。他にも面白いものある。
という方はぜひご紹介ください。ご提案お待ちしております。
ちなみにamazon prime会員になると月額500円でprime video、amazon music primeが見放題、聴き放題になったりprime readingで一部の本が読み放題になったりと特典が多いのでコストパフォーマンスが良いです。オススメです。
でわでわ。ごきげんよう!
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