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【円簿青色申告】前年度の決算がまだできていないけど、新年度の仕分け入力を行う方法

お金

みなさんこんにちは。ひやまんです。

みなさま会計ソフトは何をご利用でしょうか?

会社員の方はエクセルなどで家計簿をつけている方はいても会計ソフトを使ってまで家計管理を行っている方はそんなにいないのではないかと思いますが、個人事業登録をしている方々には必要不可欠なものですよね。

ひやまんも個人事業登録をしている1人でして、会計ソフトにはお世話になっております。複式簿記をエクセルでやるとか狂気の沙汰でしかありません。

世の中にはfreee弥生会計マネーフォワードなど会計に関する便利な製品・サービスが存在していますが、ひやまんはスマホゲームにも課金しないタイプの人間なので無料で使える会計サービスとして円簿青色申告を使用しています。

先日、1月に新年を迎えてすぐの頃ですが、この円簿青色申告で意気揚々と経費の仕訳入力を行おうとしたところ、

あれ?新しい年のデータ入力ができない?

という現象に見舞われました。

結論から言うとシステム上で会計年度の更新を行わないと新年度のデータ入力ができない仕組みだったようです。

 

これはもしかして確定申告が終わるまでそもそも入力ができないということなのだろうか?一回会計年度を更新したら前年度のデータ更新はできない?

などと考えていましたが、そんな事はありませんでした。適切に対処していけば前年度の更新も今年度の更新もちゃんと行えます。

というわけで今回は上記の現象に対する対応方法についてご紹介します。

 

円簿青色申告とは

円簿青色申告は、株式会社円簿インターネットサービスが提供する、クラウド円簿というサービスの中の1コンテンツとして提供されているクラウド型の会計サービスです。主に個人事業主向けのサービスで、青色申告に必要な複式簿記の帳簿を作成することができます。

様々な会計機能を有するサービスをインターネット環境さえあれば誰でも無料で使用できるというかなりありがたいサービスです。

メリット

円簿青色申告を使うメリットは以下のとおりです。

完全無料

利用料は一切かかりませんし、登録できるのは月○件までなどという制限もなくすべての機能を使用することができます。

例えば、freeeだと月額2,000円くらいはかかるので年間で2万円強の費用削減ということになります。

インターネットに接続できれば誰でも使える

ウェブブラウザでアクセスするウェブサービスなので、インターネットにつながってさえいれば誰でも使用できます。データもサービス側で保管してくれるので自分のPCのハードディスク故障に怯えることもありません。

ウェブブラウザからアクセスする方式なので、PCのOS種別も問わないため、Mac/Windowsどちらでも使用できるのが良いところです。

実際iPadから使ったことがありますが、特に問題なく操作することが可能でした。

個人情報の入力が不要

さすがに名前やメールアドレス程度は必要ですが、銀行口座の情報等は不要です。

メールアドレスかYahoo!Japan IDがあればすぐに使えるようになります。

デメリット

円簿青色申告を使うデメリットは以下のとおりです。

専用アプリはない

ウェブブラウザベースのサービスですが、スマートフォンやタブレット用のアプリはありません。そのためちょっと操作が煩わしいと思うこともあります。なので基本的にはPCで操作するほうが良いですね。

ただ、スマートフォンでは流石に厳しいですが、タブレットPCであれば特に問題なく操作できるかなと思います。実際iPadミニで操作したことはありますが、少し文字が小さいなと思うくらいで大きな問題はありませんでした。

利用するのにそれなりに知識が必要

他の有料会計サービスに比べて使用する最初の段階で操作の学習コストがかかります。

レシートから自動で読み取ってくれるとか、自動で仕分けしてくれるような親切な機能は無いので、ある程度簿記の知識も有ったほうが良いように思います。

操作手順についてマニュアルや動画も有ったりしますが、イマイチわかりにくく、実際に利用している方が出しているYoutube動画がかなり参考になる感じです。

ちゃんとサポートに問い合わせると丁寧な回答が返ってくるようですが、苦手な人にはかなり大きなデメリットに感じるかと思います。この辺は無料で使わせてもらっているので受け入れるしか無いですね。

ひやまんは簿記を知るいい機会だと思って勉強を始めたりしました。

無料なのでいつサービスが終わるかわからない

これも無料サービスなのでしょうがないですね。もし有料になってしまった場合は他のサービスへ移行する手間や費用が発生するリスクが有ることは認識した上で利用するしか無いです。

ここが気になる方は最初から有料サービスを利用するほうが良いかもしれません。

会計年度の更新方法

帳簿としては年度の切り替え(個人事業主であれば1月始まりの12月締め)に合わせて決算が必要です。新年度の期首残高を引き継いだりするためです。

そのため本来であればちゃんと決算を行ってから年度を切り替える必要があるのですが(前年度の在庫情報などを引き継がないと正確な帳簿にならないため)、様々な理由により決算が直ぐにできない場合もありますし、その間に領収書が貯まることもあります。

決算するまでシステムに新しい情報を入力できないのは不便だなあ。。。

円簿青色申告ではそういう状況に対応するために仮更新という操作ができるので、そちらをご紹介します。

仮更新を行うことで、一旦決算した状態として扱うことができるので新年度の仕訳入力ができるようになります。また、本更新を行うまでは前年度の仕訳入力も引き続き行うことができます。

年次決算から仮更新を行う

円簿青色申告にログインし、年次決算を選択します。

年次繰越を選択します。

更新区分の仮更新を選択し、実行を選択すると確認ダイアログが出てくるのでOKを選択して完了です。

本更新を選択すると、前年度分のデータ更新ができなくなるので注意しよう。

年度の切り替え確認

トップ画面から複合仕訳入力等に進むと、年度の選択ができるようになっていればOKです。

まとめ

円簿青色申告で年度の切り替え方法についてご紹介しました。

ひやまんも円簿青色申告についてはまだまだ使いこなせているわけではありませんが、無料で使える会計ソフトとしてかなり重宝しています。

有能なサービスなのでもう少し情報があっても良さそうなものですが、会計知識なんかのハードルも有って普及率はそんなに高くないのかもしれないですね...。

この情報がみなさまのお役に立てば幸いです。

でわでわ。ごきげんよう!

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。「参考になった」「お疲れ様」という方がいらっしゃいましたら、チップ(100円~)大歓迎です。今後のモチベーションにつながります。

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