【アパートメント】ANAマイルを使ってロンドン→アブダビ便（EY12）エティハド航空のファーストクラスに搭乗してきました

みなさんこんにちは。ひやまんです。

実はANAのマイルでエティハド航空の便が予約できることはご存知でしょうか。

今回はANAマイルが大量に余っていたのでロンドンのヒースロー国際空港からUAEのアブダビ国際空港までエティハド航空のファーストクラスに搭乗しましたのでご紹介します。

他社ファーストクラス便の1.5~2倍くらいの面積のある、大変広々した座席で優雅なフライトでございました。

2024年5月に搭乗しました。

今回のフライト

今回搭乗するのはエティハド航空が運行する、ロンドン（ヒースロー空港）9:30発ーUAE（アブダビ国際空港）19:25着のEY12便です。

フライト時間は約7時間です。

A380-800、ファーストクラスは9席

EY12便はA380-800という機体で運行されています。

2階建ての1階が全席エコノミー、2階にビジネスクラスとファーストクラスが設定されています。

アパートメントと呼ばれるファーストクラスが9席、さらに上位のレジデンスと呼ばれる座席が1席用意されています。

ビジネスクラスは約70席です。

アパートメント

A380-800のファーストクラスはアパートメントと呼ばれています。

他社のファーストクラスよりも座席面積が広く確保されており、折りたたみ式のベッドがついている個室形式となっています。

更に上位のレジデンスはスイートルームとなっており、ダブルベッドのあるベッドルームとシャワー室が併設されています。こちらは残念ながらANAマイルでは発券できないようでした。

詳しくは公式サイトで確認できます。

【参考】必要ANAマイル

提携航空会社特典航空券の必要マイル数はこちらから確認できます。

ロンドンはZone7、UAEは中東のZone８に区分されます。

そのため今回の便はZone7とZone8の往復に該当します。

2024年4月17日までは上記区間の往復には12万ANAマイル＋諸税で購入できましたが、必要マイル数の改定により2024年4月18日からは18.2万ANAマイル＋諸税が必要です。

今回はなんとか改定前に発券できたので、12万ANAマイルと諸税が12万円程度かかりました。

ちなみにファーストクラスは1ヶ月前～2週間前の機関で予約ができるようでした。が、この期間は時期によって変動するのであくまで参考にしてもらえればと思います。

チェックイン～搭乗まで

というわけでヒースロー空港でチェックインを行います。

ただし今回はバンコクからドーハ経由のカタール航空でヒースロー空港までやってきてからの乗り換えという少々複雑なルートだったためランドサイドのチェックインカウンターは使えませんでした。

バンコクを出た時点で航空券の発行もしてもらえていなかったのでどうなることかと思っていましたが、ターミナル4にあるエティハド航空のラウンジ受付で航空券を発券してもらえました。

ちなみに預け荷物は受け取る必要もなくそのままスルーできました（結局バゲッジロストして翌日に届きましたが）。

エティハド航空のラウンジはファーストクラスとビジネスクラスが一緒になっています。

中はそこまで広くはありませんが、利用者に対して十分な座席が用意されている印象です。

食事類はビュッフェスタイルでサラダやホットミールをいただくことができます。

朝食の時間帯だったのでちょっとシンプルな印象。

アラカルトで食事を頼むことも可能です。卵料理をいただきました。

ラウンジ内にはシャワーもありました。

電源の形状は日本と異なるので変換器が必要ですね。

フライト

というわけで乗り込みます。

エコノミーとそれ以外で搭乗口も異なるのが実に中東感があります。

座席の様子

こちらがEY12のファーストクラスエリアです。

他社でよくある1－2－1の配列ではなく1－1の配列のため、座席面積がかなり大きく取られているのがわかるかと思います。

ちなみに一番左奥がレジデンスです。今回のフライトでは利用者はいませんでした。

今回の座席4K。Apartmentの表記がされています。

そしてこちらが座席。奥行きがかなり広いことが見て取れます。

左側にある座席はいわゆるソファーベッドです。

こちらがシート。社長みたいです。

ベルトのバックルまで金色になっていて中東のゴージャス意識が垣間見えます。

シートからの眺め。無駄に広く感じます。

座席から機内の様子はこんな感じで見えます。

扉を閉めれば完全に個室です。

座席周りの収納などなど。いろいろなところに収納が用意されています。

ちなみに天井収納はないので、荷物はベッドの下辺りかCAさんに預けることになります。

ソファーをベッドモードにするとこんな感じです。

壁のモニターの角度を変更して寝ながら視聴することも可能です。

アメニティ類

アメニティポーチはジョルジオ・アルマーニです。

2024年4月あたりから新しくなったらしく、大きなクラッチバッグタイプのケースになっています。

内容物はESPAのスキンケア製品、パジャマ、スリッパ、アイマスク、歯ブラシなどなど。

ESPAはイギリスの高級スパブランドのようですね。

パジャマについてはCAさんに着替えるかきかれたのでYESと回答したらトイレに着替えをセットアップしてくれました。

ESPAの内容物はこんな感じです。フェイスミストやボディーローションなどなど。

耳栓もはいっていました。

ヘッドセット。どこのブランドかはちょっとわからず。

着替えだったりアメニティだったりをいれる紙袋もいただけました。

これを見るとエミレーツのファーストクラスでもらったトートバッグはすごかったんやなと思い知らされます。

Wi-Fi

ファーストクラスは機内Wi-Fiを無料で利用可能です。

バウチャーが用意されていました。

食事類

お食事は洋食メインでした。

ドリンク

ウェルカムドリンクはシャンパンとアラビックコーヒー。

シャンパンの銘柄はよくわからず。

メニューにBillecart-Salmonとあったので多分それかと。

食事に合わせてナッツやオリーブなどのおつまみもいただけます。

お酒メニュー

今回はあまりお酒は嗜まず。食事時にもう一回シャンパンを頂いた程度でした。ロゼでした。

食事

食事はコースではなくアラカルトで自分で選ぶタイプでした。

メニューからいつでも好きなものをいただけます。

というわけでファーストクラスといえばのキャビア

パンについてくるバターですがなんか高級そうでした。調べたらイズニーというフランス産の高級バターのようでした。

これそのものではありませんでしたがAmazonでも一応購入できるようです。

サーモンのサラダ？

メインはステーキサンドイッチにしました。

デザートのフォンダンショコラ

出発後しばらくしてから追加オーダーしたビーフステーキ。

だいぶ肉肉しい感じでした。

その他

エミレーツのA380のファーストクラスにもありましたが、こちらの便にも機内にシャワーが付いています。

利用しようかちょっと考えましたが、すでにエミレーツで経験済みだったのと、スペースがちょっと狭かったので今回は遠慮しました。

着陸時ですが、なぜか自席のソファーベッドが元の位置に戻らなかったため座席を移動することになりました。

パット見でわからないかもしれませんが、この座席は進行方向後ろ向きだったためちょっと不思議な着陸感でしたが楽しかったです。

おまけ：EY25のファーストクラス

往復でチケットを取りましたので帰りもファーストクラスでした。のでこちらもご紹介。

搭乗便はEY25、機材はB787-9です。

アパートメントとは異なりよく見るタイプのファーストクラスシートです。

全体はこんな感じ。各シート扉を締めて個室にできるタイプです。

サイドにミニバーおよび収納がついています。

ドリンクメニュー。EY12とほとんど変わらないようです。

食事メニュー。アラカルトがややアラビックな食事になっているような気がします。

アメニティは色違いでした。

シャンパン

お食事。チョコレートケーキに金箔が載っていて笑えました。

ビーフスラーダーとお土産のチョコレート。

エティハド航空のファーストクラスに搭乗した感想

往復でApartmentと通常？のファーストクラスを体験しましたがどちらも大変よい体験でした。

とはいえサービス面に違いも感じませんでしたし、仮に同じ金額を出すならやはりA380のApartmentの方が広くて快適ではないかなと思いました。

Apartmentは座席とベッドが分かれていて、しっかりとベッドで寝ることができるので快適さが一段高いように感じます。

今回の18万ANAマイルはかなりハードルが高いですし、何よりエティハド航空の日本発便にはファーストクラスが設定されていないのでなかなか使いにくいところではありますが、試してみる価値はあるかなと思います。

まとめ

エティハド航空のファーストクラス（Apartment）についてご紹介しました。

中東の航空会社らしいゴージャスさがそこかしこに出ていてなかなか楽しいフライトでした。

ANAマイルで乗れるのがポイントとはいえ日本初ではないのでなかなか利用しづらい路線なのがネックですが、一度お試しする価値はあるかなと思います。

というわけでみなさまもANAマイルを大量に獲得した際にご利用してみてはいかがでしょうか。

でわでわ。ごきげんよう！