当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

11/29はいい肉の日だったので牛スジカレーを作りました。

料理

みなさんこんにちは。ひやまんです。

2/9は肉の日、8/29は焼き肉の日、そして11/29はいい肉の日ですよね。人類はこれらの日に肉を食べなくてはいけません。

特に11/29のいい肉の日は等級高めの肉を食べる日です。

というわけで今年は牛スジカレーを作ることにしましたのでご紹介します。

結論から言うと大失敗だったのでこれを真似してカレーを作ると悲惨な目に合うので最後に書いてる反省点のあたりもご確認いただくことをおすすめします。ぶどうジュースを入れすぎました。

イイニクノヒ2021メニューをどうするか

これまでは毎年ステーキを食べていたのですが、等級の高い肉=サシが入っているお肉なので、

30も後半になるとそろそろ脂がきついわ

というわけでステーキ以外のメニューも考えたいと思っていました。

 

この間の京都旅行の帰りに東京駅で食べた欧風カレーがすごい美味しかったので、これを作るのがいいアイディアに思えたので挑戦してみることにしました。

欧風カレーとインドカレーの違いってなんだろう?

インドっぽいカレーはスパイスから作ったことがあるのですが、欧風カレーは作ったことがありませんでした。

というわけでレシピを見比べたりしたのですが、調理工程も材料もほとんど違いがなさそうに見えます。どちらも似たようなスパイスを使用しますし、違いは欧風カレーでは小麦粉を使うくらい。他はアレンジの範囲。

というわけでちょっと調べたところ、元々欧風カレーはデミグラスソースの作り方を取り入れたカレーを指すようで、やはり小麦粉を入れるか入れないかくらいの違いしかなさそうです。

小麦粉の有無であんなに変わるもんなのかとちょっと驚きました。

材料

違いがわかったところで色々とネットでレシピを漁ってみたところみんな結構手が込んでいるわけで。

適当に手を抜けるところを抜くと多分これくらいで行けるだろうとあたりを付けて用意した材料がこちらになります。大体4人前を想定。

牛すじを煮込むためのワインは普段飲まないのでぶどうジュースで代用。にんにく・生姜はすりおろすのが面倒くさいのチューブの製品を使用します。

  • 牛すじ:500g
  • 玉ねぎ:2個
  • 人参:1本
  • コンソメスープの素:2個
  • りんご:半分
  • 水:適量
  • ぶどうジュース(加糖なし、100%):1.5カップ(300ml)
  • クミン:大さじ1
  • コリアンダー:大さじ1
  • ターメリック:小さじ1
  • シナモン:小さじ半分
  • チリパウダー:小さじ半分
  • カルダモン:気持ち
  • 塩:小さじ1
  • 小麦粉:大さじ1.5
  • おろしにんにく:大さじ1
  • おろし生姜:大さじ1
  • ビターチョコレート:2かけくらい

現物がこちらですね。

調理

牛すじを煮込むのに時間がかかるので、先に煮込みつつカレールーを作っていきます。

牛すじを煮込む

まずは牛すじを適当な大きさに切ります。茹でると縮むらしいのでちょっと大きめに切ってみました。

油を引いて少し焦げるくらいに炒めまして、

お肉がちょうど浸るくらいのお水と、ぶどうジュースを投入して煮込みます。

火加減はこんな感じ。適宜アクはとっていきます。

カレールーを作る

カレールーを作っていきます。途中までは普通のカレー作りですね。

玉ねぎを薄切りにします。本当はみじん切りの方が良いですが、面倒くさかったので薄切りにしてしまった。薄切りでも大丈夫です。

カットした玉ねぎは油を引いたフライパンに投入して適宜炒めていきます。早く水分を飛ばすために塩をちょっと入れておきます。

玉ねぎは多少焦げても大丈夫なので、炒めている間に人参とりんごをすりおろしていきます。

玉ねぎが多少焦げましたがあまり気にせず炒めて茶色くなるまで炒めます。

本当はもうちょっと先に入れるはずだったにんにくと生姜をちょっと炒めます。香りが出るくらい。

スパイスをぶち込んで玉ねぎたちと混ぜます。

混ざったら人参とりんごのすりおろしを投入

最後に小麦粉を入れてある程度固まったら完成

牛すじと混ぜ合わせる

カレールーを作るとだいたい30分くらいかかるので、その間に牛すじが煮えたことにして混ぜ合わせていきます。

ちょっと硬いかもしれないがまあいけるだろう

牛すじの煮汁をルーにかけて解きほぐしていきます。

段々とカレーっぽくなってきます。

最後に牛すじの鍋に溶いたルーを投入して完成。最後にチョコを入れて完了です。

一晩寝かせると美味しいらしいですが、そのままでも食べられます。

実食

そうして出来上がったものがこちらである。

見た感じは美味しそうであるが、果たしてお味は...

笑えるくらい不味い。

カレーってこんなにまずく作れるんだなと思えるくらい不味い。

 

味は悪くない。もうちょっと塩が入っていればいいかなという感じで、実際追い塩をするとぐっと良くなっている。

問題は風味である。ぶどうジュース臭がすごい。カレーのスパイスと全く合わない。甘い空気が口にするたび気分が悪くなる。

また、牛すじとの相性も悪い。牛すじ自体の脂の濃さにこのぶどうジュースの風味がぶつかって甘くてドロドロの得体のしれない何かが生み出されている。

もっというと牛すじ単体も結構大きな塊になっていて食べづらいし、煮込みが足りなくてなかなかいい歯ごたえがある。

捨てるわけにもいかないので、水を投入したり追加でクミンや塩などを投入することでどうにか食べられるレベルにして処理したが、なかなかの苦行であった。

責任を持ってちゃんと食い切ったよ。

反省点

今までの自炊人生でこんなにまずい食べ物を生産したことが無かったのでかなりショックを受けましたが次に活かさないといけません。

というわけで反省点ですが、大きくは以下の2点です。

  1. ぶどうジュースを入れすぎた
  2. 牛すじの処理をもう少し丁寧にしたほうがよい

ぶどうジュースを入れすぎた

ぶどうジュースはワインの代わりとして投入しましたが、よく考えたらワインのアルコールはぶどうの糖分が変換されて産生されているわけです。同じ分量で入れたら甘くなりすぎるのは当然といえば当然でしたね。

個人的にはそもそも風味が苦手なところもあるなと感じたので、もしかしたらワインもぶどうジュースも投入しなくて良いかもしれません。日本人ならみりんの方があっているような。入れるとしても量は少なめが良いですね。

牛すじの処理をもう少し丁寧にしたほうが良かった

牛すじのサイズはもう半分くらいの大きさでも良かったですね。特に等級の高いお肉だと脂が大量に乗っているので、一口のサイズが大きすぎると脂のパンチが強すぎてアラフォーにはちょっときつかったです。

また、煮込み時間ももう少しあったほうが良かったです。ルーを作っている間だけ、30分ほど煮込んでいましたがちょっと硬い部分が残っていました。1時間位煮込んだほうが良いかもしれません。このあたりは経験値ためていかないといけないところですね。

まとめ

イイニクノ日のカレーづくりについてご紹介しました。

カレールーを作る方は慣れたもんだったので特に問題は無かったですが、牛すじの調理に関するところがダメダメでしたね。ぶどうジュースのせいでカレーがあんなにまずくなるとは思っていませんでした。

今回失敗したことで失敗ポイントも分かりましたし、次回以降は多分美味しく作れますね。欧風カレー自体は作り方も難しくないことがわかったので、林檎と蜂蜜が決め手のバーモントカレーの再現にでも挑戦してみようと思います。スパイス数がすごくなりそう。

みなさんもカレー作りに挑戦してみてください。案外かんたんですが奥深い世界なので、ハマると厄介ですのでお気をつけください。

でわでわ。ごきげんよう!

コメント