みなさんこんにちは。ひやまんです。
2023年3月1日から始まった、三井住友銀行が提供するOliveフレキシブルペイですが、最高で15%ポイント還元という驚異的なサービスです。
この最大15%はVポイントで還元されるわけですが、このVポイントは1ポイント=0.5ANAマイルに変換することが可能です。つまり大量にANAマイルが貯められます!
もちろん最大15%なのでそんなにうまくは行きませんが、それでも比較的ハードルの低い条件を満たせばANA VISAプラチナプレミアムカードよりも還元率が高くなりますよ。しかも年会費を永年無料にすることも可能です。
というわけでANA派の皆様には大変オススメのカードとなっていますのでご紹介します。
頑張って利用し続ければ4年半で世界一周できる程度のマイルが溜まります。
※2023.06.03追記
2023年7月から、対象店舗での利用の場合更に2%獲得ポイントがアップするようです!
前提条件
Oliveフレキシブルペイで高レートでのポイント還元を得るためにはOliveアカウントの作成が必要です。
また、SBI証券の口座開設と定期的な投資信託の買付、定期的な日本株or米国株の買付が必要となります。その点についてご認識下さい。
Oliveアカウント作成時に紹介コード利用で1,000円相当のVポイントが貰えます
Oliveアカウント作成前に、Oliveアカウント紹介サイトから紹介コードを使ってエントリーすると1,000円相当のVポイントが貰えるので、もしよければコチラのコードをご利用ください。
※契約日の翌月末時点での残高が10,000円以上になっている必要がありますのでご注意ください。
Oliveフレキシブルペイとは
OliveフレキシブルペイはOliveアカウントに紐づいたクレジットカード機能などを使用するためのクレジットカードのようなものです。
実体はデビットカードなので使用時には少々クセがありますのでご注意ください。回避策はあるので問題ありませんが、そのままでは公共料金の支払等、使用できない場合があります。
Oliveアカウントについてや、ブランド・ランク・年会費について、実際に作成して使ってみた所感などはコチラの記事でご紹介していますのでぜひご参照ください。
最大15%の高還元率
下記の図のように、いくつかの条件を満たすと最大15%のポイント還元を享受することが可能です。
15%還元の条件
カードの基本還元率は一般カード・ゴールドカードの0.5%で考えます(プラチナプリファードは1%)。
最大15%を達成するには、基本還元率の0.5%に加えて以下を満たす必要があります。
+4.5%対象の店舗例としては以下です。対象店舗の詳細は公式サイトをご確認ください。
- セブンイレブン等のコンビニ(ファミマは対象外)
- サイゼリヤ・すき家等の飲食店
- ドトールなどのコーヒーショップ
家族ポイントは5人登録する必要があります。が、家族カードとして発行したカードは対象外となるので注意が必要です。
現実的には9%が狙い目
一人暮らしだし、家族ポイントつけるの無理だわ。
という方も結構いらっしゃるかと思います。ひやまんも一人暮らしで家族登録する人はなし。
というわけで実質は対象店舗利用の+4.5%とVポイントアップの+5%で10%ポイント還元が最大になると考えておいた方が良いでしょう。それでもかなりの還元率です。
Vポイントアッププログラムは+3~4%と見るべき(住宅ローンは考えない)
Vポイントアッププログラムの詳細を確認すると以下のようになっていて、各条件をクリアするごとに+0.5~1.0%のポイントアップが付与されます。
SBI証券の口座は持っているものとして考えます。
この中に住宅ローンの契約がありますが、ポイントアップのためだけに住宅ローンを契約するのは現実的ではないので、その他を合わせた4%を獲得するのが妥当な範囲かと考えられます。
NISA口座の1%は2023年12月末までの期間限定なので、いずれは3%になることも要注意です。
というわけで最終的にベースの0.5%+対象店舗利用の+4.5%を加味して、8%~9%が最小のポイント還元率となります。
ANAマイルがガンガン貯まる
Oliveフレキシブルペイの還元ポイントはVポイントです。
1Vポイント=0.5ANAマイルに変換できるので、Oliveフレキシブルペイを9%還元で使えばなんと100円で4.5ANAマイルが貯まるカードとみなすことができます。8%還元でも100円で4ANAマイルです。異常です。
常時ANA VISAプラチナプレミアムカードより高還元
ANAマイルの高還元カードと言って思いつくのは、ANA VISAプラチナプレミアムカード(年会費88,000円)かと思います。
ANA VISAプラチナプレミアムカードの還元率は200円で3マイル(100円で1.5マイル)です。
NISA口座特典の+1%を除いた8%還元としてもOliveフレキシブルペイの方が還元率が圧倒的に上ということが分かります。
条件によって更にマイルが貯まる!
ゴールドカードで100万円以上使用するとボーナス特典として追加で10,000Vポイントも貰えます。
これはOliveフレキシブルペイのゴールドカードの特典ですが、似たような特典を持っている三井住友カードゴールドナンバーレスでも10,000Vポイントを貰えるので、両方持っている方は追加で20,000Vポイントもらえる可能性もあります。
世界一周旅行も可能かも?
実はエコノミーで良ければ10万マイル程度で世界一周できます。
8%のVポイント還元で考えても、年間100万円対象店舗で利用する場合は2年ちょっとで10万マイルを貯めることが可能です。
9%のVポイント還元の場合はちょうど2年です。家族登録などで14%まで上げたら1年半程度です。
世界一周旅行がぐっと身近になりますね。
【注意点】Vポイントの有効期限は2年
高還元なのはありがたいですが、注意点があります。
Vポイントの有効期限は2年ということです。
8%還元の場合は10万マイル貯めるのに2年以上かかるので、その場合はポイントが消滅する前にANAマイルへの返還手続きを行う必要があります。
ANAマイルは有効期限3年なので、最長5年間はマイル貯めに費やすことができます。
なので8%還元計算でも世界一周に間に合いますね。
特典航空券の入手が難しい場合はANA SKYコインにもできる
世界一周は魅力的だけど、そんなに長期間仕事休めないし、特典航空券も微妙な時期しか空いてないから使いづれえよ
というご意見もあるかと思います。
そういう場合はANA SKYコインに変換して使用することも可能です。
ANA SKYコインは利用用途がANAの航空券、燃油サーチャージ、その他関連サービスに限定されますが、1コイン=1円相当として現金のように使用することができるためマイルよりも使い勝手が良いです。
変換レートはステータスによって変動します。特にステータスを持っていない場合は1マイル=1.2SKYコインのレートで変換できます。
仮にダイヤモンドサービスメンバーの場合は50,000マイル以上交換時に1マイル=1.7SKYコインのレートになります。
SKYコインの有効期限は変換日から1年です。そのため期限切れ間近のマイルを変換して1年延命するというような使い方も可能です。
一般的にANAマイルはマイルのまま航空券に交換すると最低でも1マイル=約2円程度の価値になるので可能なら航空券として使用する方がお得ですが、こういった回避策があるということも把握しておくとより安心してマイルを集められますね。
対象店舗だけで100万円も使わない問題
毎年100万円使っていけば2年で世界一周という話をしましたが、
コンビニでほとんど買い物しないし、外食もそんなにしないぞ?
という方も結構いると思います。ひやまんもそっち側です。だって割高だもんね。
外食でサイゼに行ったりはしますが、使っても月に1万円は多分いかないと思います。
その場合でもお得なのかちょっと考えてみます。
総額で100万円使えば高還元と言っても差し支えない
全く対象店舗で使用しなかった場合でも100万円使用した場合は10,000ポイントのボーナスポイントがあるので、
100万円*0.5%+10,000ポイント=15,000ポイント
となるので実質1.5%還元なので、高還元カードと言っても差し支えないかと思います。
ANAマイルで考えると100円=0.75ANAマイルなので、悪くはないレベルです。
注意点としては、ボーナスポイントは100万円のときの1回のみなので、100万円以上使うと還元率が下がっていく点です。
例)200万円使った場合は1%還元
200万円*0.5%+10,000ポイント=20,000ポイント=1%還元
100万円のうち対象店舗で年間10万円程度使えば100円=1.1ANAマイル
月に一万円は使わないけど、年間10万円くらいは使うかも、という場合について考えてみると、
となるので実質2.25%還元になります。かなり高いですね。
ANAマイル換算だと100円=1.125ANAマイルとなります。ANA VISAプラチナプレミアムカードの100円=1.5ANAマイルには及びませんが、年会費を永年無料にできるカードとしてはなかなか優秀な還元率です。
年間で11,000マイル程度貯まるので、3年あれば国内の往復航空券に交換することも可能です。
そもそも100万円使う?
ポイント付与の対象にはSBI証券投信積立毎月5万円=年間60万円も対象になるので、残り40万円、月35,000円程度クレジットカード利用する可能性があるなら達成自体は容易です。
注:SBI証券投信積立は、年会費永年利用の条件である、いわゆる100万円修行の対象外です。
対象店舗だけで使用もアリ
そもそも年間100万円も使うか分からん、対象店舗で10万円も使わない、という場合も考えると、対象店舗ではOliveフレキシブルペイを使ってそれ以外ではお気に入りのカードを使用するというのが良いかと思います。
還元率だけ見ると、100円=4ANAマイルにできるので、これが一番効率的ではあります。
ただし高還元で有名かつANAマイルに交換できる楽天カードの場合は100円=0.5ANAマイル換算なので、やはり年間100万円程度クレジットカード利用が想定できる場合は積極的にOliveフレキシブルペイを使用する方がお得かと思われます。
まとめ
三井住友銀行OliveフレキシブルペイはANAマイルがめちゃくちゃ貯まるから陸マイラーにおすすめという話についてご紹介しました。
ガンガン使いまくれば3年と言わず2年経たずに10万マイル溜まって世界一周できちゃうなんとも強力なカードであるとわかって驚愕しています。
ANAマイルは3年の期限がついているので、陸マイラーだと10万マイルを貯めるのはなかなか難しいと思います。Vポイント経由で集めれば5年まで期限延長できるので現実的に間に合いそうです。
みなさまもOliveフレキシブルペイを使って、10万マイルをためて世界一周旅行を目指してはいかがでしょうか。
対象店舗だけでの100万円利用は難しい場合も、ANAマイルの高還元カードであることに違いは無いのでオススメです。
Oliveアカウント作成前に、Oliveアカウント紹介サイトから紹介コードを使ってエントリーすると1,000円相当のVポイントが貰えるので、もしよければコチラのコードをご利用ください。
※契約日の翌月末時点での残高が10,000円以上になっている必要がありますのでご注意ください。
でわでわ。ごきげんよう!
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