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【フィンランド】サンタクロースエクスプレスに乗ってサンタクロースに会いに行きました【ロヴァニエミ】

みなさんこんにちは。ひやまんです。

みんな大好きサンタクロースですが、フィンランドにはサンタクロースの正式な故郷として知られるロヴァニエミという都市があります。

今回はヘルシンキからこのロヴァニエミへ夜行列車(サンタクロースエクスプレス)で訪問してきましたのでご紹介します。

往復サンタクロースエクスプレスを利用すると2泊3日で観光できます。

2024年5月に訪問しました。

ロヴァニエミ

ロヴァニエミはフィンランド北部の街です。

北欧三カ国の北極圏エリア(いわゆるラップランド)の中心地でもあり、フィンランド北部の観光拠点として知られています。

サンタクロースの正式な故郷であることでも有名ですが、北極圏近くに位置するため春、秋、冬にはオーロラが見えることでも有名です。

夏季はオーロラを見ることができませんが、その代わりに太陽が沈まない白夜を体験することができます。

アクセス

ロヴァニエミにはヘルシンキから電車または飛行機でアクセスすることができます。

飛行機

ロヴァニエミ空港はサンタクロース村の近くにありますが、ロヴァニエミの市街地からは少し離れています。

skyscannerで調べてみたところヘルシンキからは往復2万円程度、片道1.5時間程度で移動することができそうです。

フライトの時間を見る限り頑張れば日帰りも可能なようです。

電車

ヘルシンキからロヴァニエミへフィンランド国鉄(VR)を使って移動することができます。

移動時間は8~12時間程度で、費用は50€~ですが、費用に関しては予約時期や利用する客室種別によって変動します。

後述する夜行列車(サンタクロースエクスプレス)の場合はだいたい片道120~200€程度で予約できますが直前だと300€程度になります。

直前に予約を試みるとお財布にダメージが出ます。

オススメの移動は夜行列車

急いでいる場合は飛行機で日帰りもありかと思いますが、個人的なオススメは夜行列車(サンタクロースエクスプレス)です。

理由としては以下のとおりです。

  • 寝てる時間を移動に当てられて効率的
  • 移動+ホテル代を考えるとそこまで高くない

ヘルシンキのホテル代がだいたい1泊2万円前後、ロヴァニエミも似たようなものです。

そのため仮に200€程度で乗車できたとすると移動費用と宿代の合計でトントン、寝ている間に移動できることを考えるとその分プラスと考えることもできます。

また、サンタクロースエクスプレスは個室を使えますが費用そのままで2名まで利用可能なので割り勘すると更にお得です。

サンタクロースエクスプレス

サンタクロースエクスプレスはフィンランド国鉄(VR)が運営する夜行列車です。

ヘルシンキとロヴァニエミなどのラップランド方面を結んでいます。

ちなみにヘルシンキとロヴァニエミを結んでいる電車は昼間も運行しており、夜行列車だけではありません。

客室

客室はDownstairsUpstairsの2種類存在します。

どちらも個室で、同じ料金で2名まで利用可能です。

Downstairsが共同シャワー・トイレに対してUpstairsは個室にシャワーとトイレが設置されている点が違いです。

両方乗りましたが他に違いは感じませんでした。

予約方法

操作の詳細は割愛しますが、フィンランド国鉄(VR)のサイトから予約が可能です。

FromにHelsinki、ToにRovaniemiと入力してあとは画面の指示に従っていれば簡単に購入できます。

注意点としては検索結果には昼便も混じっているので、Show cabin prices on night trainsにチェックを入れて夜行列車のみの表示にすると間違いが減らせます。

また、乗継が必要な便も交じるので、Directとなっている便を選ぶのがオススメです。

費用

記事執筆時点でDownstairsの場合片道120~300€程度、Upstairsの場合はプラスで50€程度です。

出発日が近づくほどに価格が高くなる傾向にあるので、旅程が決まったらなるべく早く購入するのがオススメです。

ヘルシンキからロヴァニエミへ

というわけでヘルシンキからロヴァニエミへ2泊で観光をしてきました。

スケジュール

当日は以下のようなスケジュールで観光しました。ご参考まで。

day予定備考
1・日中ヘルシンキ観光
・Helsinki→Rovaniemiへ移動
(23:13-11:03+1)
大きな荷物はヘルシンキ中央駅のコインロッカーに預ける
列車泊(Downstairs)
2・11時ロヴァニエミ到着・観光開始
・Rovaniemi→Helsinkiへ移動
(20:57-09:15+1)
観光はサンタクロース村、博物館、ロヴァニエミ市街
列車泊(Upstairs)
3・9時ヘルシンキ到着
・フェリーでエストニア(タリン)へ移動
(13:30~)
ヘルシンキ中央駅で荷物を回収、そのままフェリー乗り場へ移動

ヘルシンキ→ロヴァニエミ

ヘルシンキ中央駅からサンタクロースエクスプレスへ乗り込みます。

結構ギリギリまで車両が来なくて、30分前くらいからようやく乗り込むことが可能になります。

このとき夜11時です。明るい。

外観

車体にはサンタクロースのマーク

他にもフクロウやトナカイのイラストも描かれていました。

食堂車

夜11時ですが日が完全には沈みません。

自室の車両に乗り込みます。

客車内

廊下はこんな感じ。清潔ですが結構狭いです。

こちらが今回のお部屋。Downstairsなのでトイレとシャワーは共用です。

ただなぜか洗面台はついていました。

部屋の鍵x2とシャワー室の鍵

車窓からの景色やらベッド周りやら。

ベッドは100kg超のおじさんには若干狭く感じましたがマットレス等は問題ないクオリティです。

電源はそこかしこにありました。形状はCタイプなので日本製品を使う場合は変換器が必要です。

共用のお手洗い

共用のシャワー。アメニティはボディーソープのみでした。

狭くて着替えも大変でちょっと使いづらいですが身を清められるのはやはりありがたいです。

食堂車

見学だけで利用はしませんでしたが、窓が大きいため明るく広々していてなかなか良さそうでした。

売店もついていてコーヒー等を購入することが可能です。

英語ではなかったので詳細不明ですがちゃんとした?食事もできるようです。

ロヴァニエミ駅

12時間の旅が終わってロヴァニエミに到着です。

入口にサンタクロースのシールが貼られていてかわいい。

駅舎内はシンプルなもの。ココでレンタカーを借りることができるようです。

サンタクロースの顔ハメがありました。

正面玄関。この辺からバスに乗ってサンタクロース村まで移動できます。

【ご参考】ロヴァニエミ→ヘルシンキ(Upstairs)

往路の客室はDownstairsでしたが復路はUpstairsでしたのでお部屋をご紹介。

アメニティ類はDownstairsと変わりありませんでした。

一番の違いはこちらですね。客室内にトイレが付いています。

Lavc59.14.100

ちょっとわかりにくいですが、洗面台横のノブを手前に引くとシャワーが出現します。

相変わらず狭くて使いづらいではありましたがやはり共用よりも部屋についていることで利便性はかなり向上していました。

移動中の様子も良ければ御覧ください。

サンタクロース村

サンタクロース村はその名の通りサンタクロースが住んでいる村です。

実際にサンタクロースと会ってお話したり、クリスマスにサンタクロースから手紙をもらえるように依頼したりすることができます。

ロヴァニエミ駅からバスで20分程度で到着します。

サンタクロース村全体マップです。

サンタクロースオフィス

サンタクロース村のメインの建物で、ここにサンタクロースがいます。

入場料は無料です。営業時間は10時~17時。

建物内はお土産屋さんも入っていて、クリスマスツリーのオーナメントなどが売られています。

早速サンタクロースに会いたいところですが、サンタクロースにもお昼休憩が必要なようです。

休憩明けに再チャレンジ。

彼のオフィスを抜けた先に本人がいるわけですが、今年配るであろうプレゼントがそこかしこに用意されていてなかなかテンションが上ります。

この先にサンタクロースがいましたが、残念ながら撮影は禁止でした。

実際にサンタクロースと対峙した感じはハリー・ポッターのダンブルドア先生のようでした。おヒゲが立派。

彼は流暢な英語を話すので多少会話が可能です。

会話できると思ってなかったので何も考えずにココまで来ましたがちゃんと質問を考えてから来たほうが良かったかもしれません。

ちなみにエルフが写真撮影してくれるので、後ほどその写真を購入することが可能です。

50€くらいしたので今回はやめておきました。自分の網膜に焼き付けましょう。

北極圏の境界

サンタクロース村内部には北極圏の境目である北緯66度33分線が通っています。

北極圏のラインをまたいで立ってみるのも乙なものです。

ちなみに北極圏の定義は夏に1日以上太陽が沈まず、冬に1日以上太陽が昇らない地域を指すようです。

ポストオフィス

ポストオフィスはサンタクロース村第二の人気スポットです。

ポストカードの販売がされており、サンタクロース村から世界中へ手紙を出すことが可能です。

手紙は普通に送ることも可能ですが、クリスマスの季節(ピッタリ日時指定できるわけではなさそうでした)にカードが届くようにすることも可能です。

はがき代とは別で、切手代は2.75€です。

中国語で良ければ書き方のサンプルも用意されています

また、自分ではがきを出すのではなく、サンタクロースから手紙を出してもらうことも可能です。

こちらはなんと日本語対応もしています。

値段は忘れましたが10€くらいだったと思います。

その他お土産屋さんなど

その他目についたものなど。

北海道フィンランド協会というものが存在しているようです。初めて知りました。

顔ハメ

お土産屋さん

トナカイ皮が売られています。手触りはとても良かったです。

サンタクロースには奥さんがいるようです。そう言われるとその発想はなかった。

しろくま

こういうところによくあるタイプの標識。TOKIOまでは7,340km。

【ご参考】帰りのバス時刻表

帰りのバスはこちらから出ます。

時刻表。平日は45分おきですが休日は約1時間おきのようです。

乗車賃はクレジットカードで払えました。

その他

ロヴァニエミでサンタクロース村以外に立ち寄った場所についてご紹介します。

アルクティクム博物館

駅から徒歩20分ほどのところにアルクティクム博物館があります。

ココではラップランドの歴史や生活についての展示を見ることができます。

入口はこんな感じです。入り口横にカフェもあります。

訪問時はリニューアル中のため一部閉館しているエリアが存在しており、その分入場料金が値引きされていました。大人1人11€。

フリーオーディオガイドがありますが、残念ながら日本語はありませんでした。

展示内容はラップランドの民族衣装だったり動物の種類の紹介などが面白かったです。

動物の写真をタップすると鳴き声が聞けます。

世界最北端のマクドナルド

ロヴァニエミには世界最北端に位置するマクドナルドがあるので寄ってみました。

最北端の店内。至って普通です。

注文カウンターのところに世界最北端のマクドナルドを示すポストカードがありました。

1人1枚まで無料でもらうことができるので、お土産に良いかと思います。

余談ですがニュージーランドにある世界最南端のマクドナルドにも行ったことがあるので南北端のマクドナルドを制覇したことになりました。この先の人生で死ぬまで自慢していこうと思います。

記事執筆中にWikipediaを確認したらどうやら2024年3月にノルウェーに最北端のマクドナルドが新たにできていたようですが行ったときは最北端と信じていたのでそのまま信じることにします。

その他

市街地中心部。小さいショッピングモールみたいなのもありました。

思っていたよりは都会。

北欧のマクドナルドことヘスバーガー。お味はどっこいどっこいですね。

ロヴァニエミ駅近くに展示されている蒸気機関車。

100年くらい前には実際に使用されていたそうです。

まとめ

サンタクロースエクスプレスとロヴァニエミの観光についてご紹介しました。

今回は夏で雪もない状態だったので冬にどうなるか、という観点もありますが、ロヴァニエミはサンタクロース村以外はそんなに見るものもないので宿泊せずに夜行列車を利用するくらいがちょうどよいのではないかなと思いました。

みなさまもサンタクロースエクスプレスに乗ってサンタクロースに会いに行ってみてはいかがでしょうか。

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