みなさんこんにちは。ひやまんです。
今回は台湾島の南東にある、日本人にはそんなにメジャーではない町、台東を観光してきましたのでご紹介します。
台東にはなんと琵琶湖があります。
2023年4月の情報です。
台東
台湾の有名な観光地といえば西側の台北、台中、台南、高雄が有名で、東側は太魯閣がある花蓮くらいであるためそもそも台東の存在を認識していない方もいるかも知れません。
というわけでちょっとご紹介。
台東の場所
台東はその名の通り台湾島の東側にある町ですが、どちらかというと南側に位置しています。
緯度だけで見たら実は台南・高雄とさほど変わりがありません。
アクセス
台東へのアクセスですが、飛行機と鉄道の2種類があります。
台北から向かう場合は飛行機が選択肢に入りますが、それ以外の場合は電車一択です。
飛行機
台東市内からバスで30分弱のところに臺東機場(台東空港)があります。
台北(松山空港)からエバー航空がこちらへ飛んでいて、1時間程度で移動可能です。
なお調べた限り日本からの直行便はありませんでした。
鉄道
台鉄台東駅まで電車で移動することができます。
移動時間は台北駅からだと4~5時間、高雄駅からだと2時間程度です。
台東の中心へはバスに乗って移動する
電車の駅があるとその近辺が中心地になりがちですが、台東の場合は違います。
中心地がちょっと離れたところにあるので、駅についたらバスに乗って30分ほど移動する必要があります。
これは現在の台東駅は2001年から稼働したばかりであり、それまでは台東旧駅(現在は台東鉄道芸術村として存続)が台東線の終点だったためですね。
台東への旅行を計画していた際に、台東駅が2つあってかなり混乱した覚えがあるのでみなさまもご注意ください。
台東市内に観光スポットはあるのか問題
台東の有名観光スポットと言えば三仙台です。
とある三人の仙人がこの地へやってきたという伝説がある、島にかけられた橋が有名なわけですが、問題なのは台東市街地からかなり遠いということです。
バスで片道2.5時間程度かかります。時間的には電車で花蓮まで行ったほうが早いですし、高雄までの時間と大して違いがありません。
そのため”台東市内の”観光地としてみなすのは個人的にちょっと厳しいと感じます。
ではその他の観光スポットはというと、調べてみてもだいたい自然が豊かという情報がほとんどです。
そのため観光スポット巡りというよりはややゆっくりしに行く場所という認識になります。
高雄→台東
というわけで台東観光スタートです。
前日宿泊した高雄から台東に向けて電車で移動するところから始まります。
高雄から区間快速で台東へ
高雄から台東へは高雄駅から区間快速と自強号(快速)が出ています。
10分と130NTD(600円弱)の差なので区間快速で向かうことに。
自強号は新幹線のような車両でしたが、区間快速は山手線のような車両でした。
高雄から屏東の山道を抜けてからは太平洋(フィリピン海?)が良く見えてなかなか良かったです。
道中大量に人が降りる駅があったので我々が知らない観光スポットがまだまだあるかもしれません。
台鉄台東駅→台東バスターミナルへ
というわけで台東駅に到着です。
こじんまりとした駅を想像していましたが行ってみたら意外にもかなりきれいで大きな駅でした。
コンビニやカフェも併設されています。
ただし駅の周りは何もありません。
駅すぐのところにあるバス停から台東市街行きのバスに乗ります。
以下のようなマイクロバスでした。
乗るべきバスはGoogleマップのナビの発車時刻などを照らし合わせて発見しました。
多分地図を見せながら”タイトン?”みたいに聞いたら親切なドライバーが教えてくれると思います。
片道25元です。ここでもEasyCardが使えます。大変便利。
30分弱で台東旧駅近辺に到着です。
ホテルに荷物を預けて観光を開始します。
台東中央市場近辺
ちょうどお昼に到着したのでお散歩がてら昼食を食べたりするため台東中央市場近辺を散策します。
街中はのんびりした雰囲気です。
台北や高雄のように道幅も広くないので歩きやすく感じます。
日本っぽいものもあったりします。どうやら例のアレは台湾では今川焼きと呼ぶようです。
米苔目(ミータイムー)という麺類が美味しいらしいと情報を仕入れていたのでお店を探したのですが見つからず、5分ほど彷徨った結果お店はこの路地の中にありました。
通路狭すぎて見つけにくいのと服屋の隣に飯屋があるという雰囲気が最高でした。
ちなみに米苔目はお米でできた麺料理ですがフォーとはまた違った食感でした。スープのお出しが効いていて大変美味しかったです。
店員のおばちゃんがあれこれ美味いぞと勧めて来ますが全部美味しいのもまた素晴らしかった。
食後のデザートにかき氷っぽい屋台へ。
おばちゃんとは日本語はもとより英語ですら意思疎通が全然とれず、言われるがままにトッピングを重ねていくら取られるのかビクビクしてましたが最終的に45NTD(200円くらい)でした。
出来上がったものがこちら。
甘すぎずさっぱりしていて美味しかったです。黒いつぶつぶはタピオカみたいなやつでした。
海浜公園
市場観光の次は海浜公園へ向かいます。
市場からは徒歩15分くらい。
というわけで到着
海はきれいですが日差しが結構強いです。
お寺だったり
謎のオブジェだったり
ツリーがあったりします。
30分くらい歩き回りましたが、休憩するところがあまりなかったのでちょっとしんどかったです。
1番のお気にりはこちらの台東ロゴ。
台東森林公園(琵琶湖)
海浜公園から更に北上して森林公園へ向かいます。
というわけで到着。なかなか年季の入った入口です。
無料かと思いきや有料でした。大人一人30NTD(約130円)。
公園内部は有料なだけあって結構きれいに手入れがされていました。
かなり広いみたいで全部回ったら2時間位は掛かりそうな印象です。
10分ほど歩くと琵琶湖が見えてきます。
既に写真で見えてますが、奥の方に行くと琵琶湖観景台があるのでそこから眺めてみることにします。
というわけでこちらが台湾の琵琶湖です。
実は日本の琵琶湖を見たことがないのですが、こちらの琵琶湖は控えめなサイズながら水が澄んでいてとてもきれいでした。
見えにくいかもしれませんが、小魚もたくさん泳いでいます。
もっと琵琶湖観景台からはもっと奥まで道が続いていましたが、暑くて疲れたので退散することに。
台東旧駅
ホテルで休憩して観光を再開。
宿泊したホテルの道を挟んですぐ向かいが台東旧駅だったのでまずはそちらから。
2001年に現在の台東駅ができたことで使われなくなった旧駅舎や使用されていた車両などが展示されています。
ノスタルジックな雰囲気でなかなか良いです。
駅舎の隣にはアンテナショップのようなお店もあります。
店内の雰囲気はこんな感じ。
お土産に良さそうなお茶やお菓子のほか、おそらく地ビールや台東で作られた石鹸類、調味料などが売られていました。
【ご参考】台東転運站
台東旧駅のすぐ隣にある台東転運站で台東駅までのバスの時刻表をチェックできます。
バスは4番プラットフォームから出ることもわかりますね。
台東正気路夜市
お腹が空いたので晩ごはんを食べに夜市へ。
台東で一番大きいと言われている台東正気路夜市へやってきました。
恒例の遊戯系の出店や、
各種飲食系のお店、
ガジェット販売などなど、オーソドックスな夜市でした。
晩御飯はこちらの鉄板焼のお店へ。
鐵板麺だけだと足りないかもなと思って牛排(牛肉ステーキ)も追加で頼んだらこのざまです。
まさかステーキの方にも麺類がついてくると思ってなかった。
頑張って食べました。ごちそうさま。
お腹もいっぱいになったので台東観光はこれにて終了です。
【ご参考】台湾の観光ツアー
台湾は十分でのランタン飛ばしや、千と千尋の神隠しのモデルになった九分などが有名ですが、その他にも花蓮の太魯閣、台中の彩虹眷村などなど沢山の観光スポットがあり、kkdayが多数のツアーを用意しています。
個人手配の観光も良いですが、時間が限られた観光旅行ではツアーを活用した効率的な観光もオススメです!
まとめ
台東の観光についてご紹介しました。
台東市内は台北や高雄など他の有名どころに比べると観光スポットとして目指していく場所が少ないですし、気になっていたのは琵琶湖くらいしか無かったのですが、実際行ってみてもそんな感じでした。
のんびりできそうなのでそういう意味では寄ってもいいとは思いますが、市内までは電車+バス移動ですし他の街に比べると優先度が下がるのはやむなしかなと思います。
ちょっと台湾玄人向けな土地かもしれませんね。
みなさまも時間があれば寄ってみてはどうでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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