みなさんこんにちは。ひやまんです。
オーストラリアで個人的に1番行ってみたい観光地No.1であるエアーズロックに行ってきましたのでご紹介します。
日本語のツアーに参加したのですが、情報が豊富で大変良かったです。
2024年9月に旅行しました。
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ウルル(エアーズロック)
ウルルはオーストラリアにある世界で2番目に大きな一枚岩です。
世界遺産の世界複合遺産に登録されています。
正式名称はウルル
エアーズロックの名で有名ですが、これは1873年にイギリスの探検家であるウィリアム・ゴスがつけた名称で、現地のアボリジナルの言葉(ピチャンチャチャラ語)ではウルルと呼ばれており最近ではこちらが正式名称として使用されています。
アナング族にとっての聖地
ウルルはオーストラリアに住む先住民族アボリジナルの中でもアナング族が所有する土地で、アナング族特にとっての聖地です。
オーストラリアには千を超える部族が存在しているますが、それぞれ独自の言語・文化を持っています。
そのため、世界的には有名なウルルですが、アナング族にとって特別なものであるだけで実は他の部族にとってはただの岩でしかなかったりします。
実は世界で2番目の大きさ
ガイドブック等には世界で1番大きな一枚岩と紹介されることも多いエアーズロックですが、実際には西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタスという岩が世界で1番大きな一枚岩です。
アクセス
日本からウルルを見に来る場合移動手段は飛行機になりますが、直行便はありません。
シドニーorケアンズで乗り継ぐのが一般的なルートかと思います。
最寄りの空港はエアーズロック コネラン空港(AYQ)です。
2024年9月時点では、シドニーからはJetstar(JQ660便)とカンタス(QF728便)が出ています。
ケアンズからはカンタス(QF1931便、運行はアライアンス航空)が出ています。
【余談】世界一周航空券ではケアンズーエアーズロック路線は発券不可
ワンワールドの世界一周航空券ではカンタス航空の便に乗ることができます。
ケアンズからエアーズロックへはカンタス便が飛んでいるのでこれで移動しようとしたところ、
運行がアライアンス航空なんでだめですね。
とのことで、世界一周航空券のサイトでルート設定はできますが実際には発券できないようです。
これから世界一周航空券の購入を考えている方はご注意ください。
ひやまんはシドニー・エアーズロック往復とシドニー・ケアンズ往復で4便使い切りましたが、今考えるとシドニー→エアーズロック→パースまで自費手配、その後パース→メルボルン→ケアンズ→シドニーを世界一周航空券のルートとかにしたほうが良かったかもしれません。反省です。
日本語ツアーに参加
エアーズロックの観光はレンタカーを使って自力で回るか、各種あるツアーに参加して回るのが一般的かと思います。
今回はエアーズロックの周辺を回る半日の日本語ツアーに参加しました。
午後からの半日ツアーなので、シドニーからJetstar(JQ660便)もしくはカンタス(QF728便)で移動したあとにそのまま参加可能です。
アナング族の文化や、それとエアーズロックがどのように関連してくるのかといった豊富な情報を得ることができて大変満足度の高いツアーでした。
エアーズロック空港到着~ホテル
まずはエアーズロック空港に到着です。
空港の到着エリアは荷物が出てくるターンテーブルとレンタカーのカウンターがあるだけで結構シンプルです。
荷物を受け取ったらバスでホテルへ移動します。
エアーズロックは街全体がリゾートとして成り立っており、空港からホテルまでは無料のバスが運行しています。
20分程度でホテルに到着です。
今回は比較的宿泊費用のお安いThe Lost Camel Hotelを利用しました。
徒歩すぐのところにスーパーがあって大変便利です。
ツアー参加には水1リットル以上の所持が条件なので、こちらで購入します。
ツアーに合流~カルチャーセンター
The Lost Camel Hotelに宿泊している場合はお隣のセイルズインザデザートというホテルでツアーに合流します。
バス内はこんな感じ。充電ソケットはありませんでした。
エアーズロックを眺めながらカルチャーセンターへ移動します。
角度によって結構穴が空いていることを発見したりして、やはり実際に見てみるもんだと実感します。
カルチャーセンターに到着。
施設はとてもシンプルな、なんというか掘っ立て小屋のような外観をしています。
これはアナング族が家を持たない狩猟生活をしている民族で、派手な建物を嫌ったからとのこと。
ちなみに内部は写真撮影NGです。これも何事も形に残さない、というアナング族の考えによります。
ここではガイドさんがアナング族の文化などについて教えてくれました。
特に面白かったのはウルルについての考え方ですね。
曰く、岩の凹みやそれによって映る影の一つ一つに彼らの神話のエピソードが残っているため、ウルルは世界創生の神々が存在した証であるとのことです。
ウルルに残った証拠を見ながら子らへ神話を伝承していくので文字で残す必要がなかった。神話の教えが重要なのであって岩自体はそうでもない。などなど。
ウルルは岩自体が重要なのだと思っていましたが、そうではなくて岩に刻まれた神話のエピソードが重要なのである、という事が目からウロコでした。
クニヤウォーク
カルチャーセンターのあとはウルル最大の水場、ムティジュルの泉があるクニヤウォークへ向かいます。
道中はウルルの直ぐ側を通ります。道中撮影禁止区間もあります。
バスの左側の列に座っていましたが、この景色をより楽しむためには右側の列に座ったほうが良かったですね。
というわけでクニヤウォークに到着です。ウルルの南側です。
南半球では太陽は北側に昇っていくため南側の方が日当たりの関係で影も多く涼しくなっています。
看板
かなり近くまで寄ってきているので、ウルルの岩肌がよく見えます。
ウルルの周辺は砂漠かと思っていましたが意外に植物が生えています。
気候区分ではステップ気候だそうです。
ただし食料となるカンガルーなどの動物類や水場がほとんどないため人が生存するにはかなり厳しい環境です。
クニヤウォークを10分ほど進むとムティジュルの泉へ到着です。
水が張られていますが、基本的に乾いているらしく今回は運が良かったそうです。
日によってはここでアナング族の子どもたちが泳いで遊んでいることもあるとか。
サンセット
クニヤウォーク後はサンセット鑑賞です。
ガイドブック等でよく見るアングルのエアーズロックを見ることができます。
ツアーだと飲み物と簡単なおつまみが用意されているので楽しく見ることができました。
映える写真も撮れます。
サンセットの様子を動画でもどうぞ。
これにてツアーは終了です。
終了後はホテルの近くまで送ってもらえました。
その他
実際に行ってみてわかったことなど。
飛行機から見ることができる
実は行きの飛行機の時点でウルルが見えていました。
シドニーから来る場合、往路は左側、復路は右側の席から見ることができます。
ハエが多い
多い多いと聞いてはいましたが実際多く、害は無いですがかなりうっとおしいです。
9月中旬なので冬の終わりの方で、ガイド曰く今日は居ない方というか無ですね、とのことでしたがそれでもかなりうっとおしく感じました。
防虫ネットがあるとかなり楽そうでしたが、お手軽な方法としては顔の周辺に風をかけると追い払えたのでハンディファンや扇子などがあると良いかと思います。
星空がきれいに見える
エアーズロックリゾートはウルル目当てで来る人が多いと思いますが、実は星空もきれいです。
空気が乾燥していて街明かりも少ないため天の川もよく見えます。
天体観測を目的の1つに加えるのもいいですね。
空港にラウンジがない
残念なことにエアーズロック空港にはワンワールドエメラルド/サファイアで入れるラウンジも、プライオリティ・パス等で入れるラウンジもありませんでした。
期待されている方はご注意ください。
【ご参考】オーストラリアの観光ツアー
オーストラリアはコアラやカンガルーなどの動物王国ですが、他にも世界遺産になったシドニーのオペラハウス、パースで砂漠の星空観光などなどkkdayが多数のツアーを用意しています。
個人手配の観光も良いですが、時間が限られた観光旅行ではツアーを活用した効率的な観光もオススメです!
まとめ
ウルルの観光についてご紹介しました。
何もない原っぱにぽんとあのでかい岩が置いてあるのは見た目にインパクトが有って、実際見てみて思ったよりも穴が多いなどと分かってなかなか楽しかったです。
個人的にはウルルは岩自体が重要なのだと思っていましたが、アナング族にとっては実際そうでもなかった、という知見を得たのが1番大きな収穫でした。
基本的に日本語ガイドツアーにはあまり参加しないタイプですが、今回は参加してアタリでした。
これからウルルを見に行こうと考えているのであれば今回参加したツアーはおすすめですね。
というわけでみなさまもオーストラリアにウルルを見に行ってみてはいかがでしょうか。
でわでわ。ごきげんよう!
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